KiNKi KiDS with 35万人ファン 世紀のLIVE
この作品は、
KinKi Kidsが
1995年に初めてリリースした映像作品であり、彼らの記念すべきライブパフォーマンスを記録しています。
1994年12月31日に行われた
日本武道館での公演が収められており、この日が彼らの初のコンサートツアー「
KinKi Kids Kick off '95」のスタートとなりました。この公演ではデビュー曲もなく、全てカバー曲が披露されています。
発売は
1995年7月23日で、初めて一般向けに販売されたものでした。事前には
ジャニーズファミリークラブの会員に限定されており、珍しい販売形態となっていました。この初版は「
KinKi Kids 情報局」と名付けられた情報局を通じて流通し、特別な品番が付与されていました。一般販売版は
ポニーキャニオンが行っており、両者の違いはパッケージ裏面の表記などに見られる程度で、実際のコンテンツ内容には違いがありません。
興味深い点は、パッケージタイトルにおけるアーティスト名の表記の違いです。「KiNKi KiDS」と、公式ディスコグラフィーでは「
KinKi Kids」と書かれており、微細な異同がファンの間で話題になることもあります。また、収録されている楽曲数や表記にも不一致が見られるため、ファンにとっての研究材料となっています。
収録曲一覧
以下は、ライブでパフォーマンスされたカバー曲の詳細です。多岐にわたるジャンルの楽曲が選ばれ、特に1970年代から1980年代のポップスが多く見られます。
1.
たよりにしてまっせ (
笠置シヅ子のカバー)
2.
GO WEST (
ヴィレッジ・ピープルのカバー)
3.
JUSAGROOVE (シックのカバー)
4.
近畿よいとこ摩訶不思議 (
THE GOOD-BYEのカバー)
5.
タイムマシンにおねがい (
サディスティック・ミカ・バンドのカバー)
6.
どうなってもいい (
少年隊のカバー)
7.
NEVER GIVE UP (Jinnyのカバー)
8.
RELIGHT MY FIRE (ダン・ハートマンのカバー)
9.
HOLD ON I’M COMING (サム・デイヴのカバー)
10.
ダンシング・クイーン (
ABBAのカバー)
このように多くのアーティストの楽曲が並べられ、新たな解釈を加えた
KinKi Kidsのパフォーマンスが楽しめます。カバー曲という形ではあるものの、それぞれの楽曲に対する彼らの解釈やアプローチが見られるのがこのライブの魅力でもあります。
現在このライブビデオは
DVDやブルーレイ化されていないため、映像資料としての重要性は高いと言えるでしょう。ファンにとってはこの作品は宝物であり、
KinKi Kidsの歴史の一環として長く愛され続けています。特に彼らの初期のパフォーマンスを記録した貴重な映像ということで、今後も多くの人々に鑑賞されることでしょう。皆さんもぜひこの作品を手に取って、その魅力に触れてみてはいかがでしょうか。