Kill=slayd

Kill=slayd - 日本のヴィジュアル系ロックバンド

Kill=slayd（キル・スレイド）は、1992年にTOKIとIZAYOIを中心に結成された日本のヴィジュアル系ロックバンドである。このバンドは1997年にフルアルバム「HEAT」でメジャーデビューを果たした。独特の音楽スタイルとステージパフォーマンスで多くのファンを魅了し、その後の日本のロックシーンにおいて名を刻んだ。

メンバー

• - TOKI（トキ）（ボーカル）：東京都出身。解散後、STEALTHとして活動し、2007年にはC4を結成。2010年にSTEALTHを再始動。
• - IZA（イザ）（ギター）：旧芸名はIZAYOI。解散後はAlteMissioNを結成し、ENDLESSやD≒SIREのサポートメンバーとしても活動している。
• - JUN≒NA（ジュンナ）（ベース）：
• - KAZUSHI（カズシ）（ドラム）：元メンバーには、TERUHIKO（ベース）、Tsutomu（ドラム）、AKIRA（ドラム）がいる。

来歴

結成からデビューまで

Kill=slaydは、1992年2月に結成された。11月にはデモテープ「Artistic+Suicide」をリリースし、1000本が完売。1993年にはインディーズ1stミニアルバム「‡Death 13‡」をリリースし、オムニバスCD『L.S.D 《LATENT SUBLIMINAL DRIVE》』にも参加した。

1994年、ベースのTERUHIKOが脱退し、JUN≒NAが加入。TOKIはGLAYのTAKUROと共に「an Optic」というプロジェクトを立ち上げ、同年6月には新宿LOFTにて初のワンマンライブを成功させる。1995年には2ndミニアルバム「-Peripheral-」をリリースし、KAZUSHIがドラムに加入。これにより、バンドのラインナップが確定した。

メジャーデビュー以降

1997年6月25日、彼らは1stフルアルバム「HEAT」で日本クラウンからメジャーデビューを果たし、続いて1stシングル「激しく強く壊れるほどに」をリリース。1998年には、2ndフルアルバム「Higher」を発表するなど、精力的に活動を続けた。しかし、1998年10月31日、市川CLUB GIOでのラストライブをもって解散となる。

解散からその後

解散後、メンバーは各々の道を歩むが、2015年には17年ぶりにラスト＆ベストアルバム「COSA NOSTRA」が発売され、予約完売となった。このアルバムには、全曲新録音された楽曲が収録され、オリジナルメンバーによる最後のプロジェクトとしてファンに強く支持された。

ディスコグラフィ

シングル

• - 「Krank」（ZAK DISK）
• - 「激しく強く壊れるほどに」（1997年7月24日発売）
• - 「Krank～JET the PHANTOM MIX～ / believing」（1998年1月21日発売）
• - 「Masquerade」（1998年3月25日発売）

ミニアルバム

• - 「‡Death 13‡」
• - 「-Peripheral-」
• - 「undertaker」（1997年8月21日発売）

フルアルバム

• - 「HEAT」（1997年6月25日発売）
• - 「Higher」（1998年7月23日発売）

ベストアルバム

• - 「COSA NOSTRA」（2015年8月31日発売）

オムニバスアルバム

• - 「L.S.D 《LATENT SUBLIMINAL DRIVE》」
• - 「an Optic」

ビデオ

• - 「COSA.NOSTRA CIRCULATION」
• - 「TEMPEST」（1998年6月24日発売）

Kill=slaydは、その後の時代にも影響を与える存在として日本の音楽シーンに強く根付いている。

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