シングル「Kurikaesu 春」について
「Kurikaesu 春」は、
堂本剛の6枚目の
シングルであり、244 ENDLI-x名義での初めての作品です。この曲は
2008年4月2日にリリースされ、レーベルはRAINBOW☆ENDLI9、発売元はジャニーズ・エンタテイメントです。以前のソロ名義「ENDLICHERI☆ENDLICHERI」から新たに244 ENDLI-xに変更されたこの作品は、
堂本剛の音楽キャリアにおける重要な節目となりました。
この
シングルは、
堂本剛のソロ活動において初めてのテレビ出演がない作品でもあり、全曲が未収録の状態でアルバム『
I AND 愛』と同時に発売されています。しかしながら、この
シングルは注目される要素が多く含まれており、特にテクノサウンドに挑戦した点が際立っています。他の春をテーマにした曲には「ソメイヨシノ」がありますが、「Kurikaesu 春」では新しい音楽スタイルが表現されています。
「Kurikaesu 春」は、
堂本剛がリリースした全ての
シングルの中で初めてオリコン
シングルチャート1位を逃しましたが、その次の作品では再び1位に返り咲いています。このことは、彼の音楽の多様性や挑戦が評価されながらも、時には受け入れられないこともあるという事実を示しています。
収録曲とその内容
Limited Edition
1.
Kurikaesu 春
この曲は、作詞・作曲を244 ENDLI-x自身が手掛けており、アレンジも同様に彼自身の手によるものです。
アニメーションによるプロモーションビデオが制作されており、特に視覚的なインパクトがあります。
2.
プロポーズダンシング
こちらも244 ENDLI-xが作詞・作曲を担当。
3.
Let's try the love!
作詞作曲名義がARANとなっており、特筆すべき点として、逆から読むと「NARA」(奈良)という地名に繋がります。
4.
Kurikaesu 春 (Backing Track)
ミュージシャンたちによる演奏やアレンジが楽しめるインストゥルメンタルトラックです。
Original Edition
1.
Kurikaesu 春
こちらは通常版の収録曲として再度登場します。
2.
プロポーズダンシング
限定版と同じく、こちらでも収録されています。
3.
OH LORD!
この曲は、
2007年12月8日に行われたLiveで生まれたもので、
堂本剛本人の話に基づいて作られています。
参加ミュージシャン
本作品には、多数の才能豊かなミュージシャンが参加しています。
- - Kurikaesu 春 では、十川知司がプログラミングとアコースティック・ピアノを担当しています。
- - プロポーズダンシング では、鬼才ひぐちしょうこがドラムで貢献し、その他にも多くのミュージシャンが参加しています。
- - Let's try the love! や OH LORD! でも、様々な楽器奏者が参加し、作品に彩りを加えています。
このように、「Kurikaesu 春」は
堂本剛の音楽キャリアにおける新しいスタートを象徴する
シングルであり、サウンドや制作面においても多くの工夫が凝らされた作品です。