LANDFALL

LANDFALL（ランドフォール）とは

LANDFALLは東京工業大学生活協同組合が発行する、年3回発行の科学雑誌です。1986年に創刊され、主に毎年1月、4月、10月に新しい号が発行されます。この雑誌の目的は、東京工業大学の研究室で進められている研究内容を広く知ってもらうことにあります。

目的と対象

特にこの雑誌は、東京工業大学に在籍する1、2年生を主な対象としています。彼らに対して、研究室の具体的な情報や研究の取り組む姿勢への関心を促すことが狙いです。これにより、学生たちが自らの研究室選択に自信を持てるようになることを期待しています。また、LANDFALLはフリーペーパーとして学内で無料配布されており、発行にかかる費用は大学生協の組合費をもとに賄われています。そのため、非組合員や学外の方でも購読・閲覧することが可能です。

編集と制作

LANDFALLの制作は、東京工業大学の学部1、2年生によるものです。取材や記事作成、イラスト制作、DTP編集等、全ての工程が彼らの手によって行われます。また、編集委員は毎年4月に募集しており、興味のある学生であれば誰でも参加することができます。これは学生にとって、実践的な経験を積む絶好の機会となっています。

内容構成

雑誌の内容は主に研究室紹介から成り立っており、各号において2～5の研究室が詳しく紹介されます。そのほかにも、不定期に特別企画として、四大学連合に関する記事や新学長のインタビュー、新図書館の紹介など、大学に関連する特集も組まれることがあります。

配布場所

LANDFALLは、東京工業大学の大岡山キャンパスやすずかけ台キャンパスにて配布されています。特に大岡山キャンパスでは第二食堂前、購買前、大岡山図書館入口、百年記念館などで入手可能です。また、すずかけ台キャンパス内のすずかけ台図書館でも同様に配布されています。

さらに、東京工業大学付属図書館や国会図書館にもバックナンバーが収蔵されており、創刊号から現在までの全ての号を読むことができます。加えて、LANDFALLのすべての刊行号はウェブサイト上でPDF形式で閲覧できるため、学外の方でも手軽に利用可能です。

過去の取材学者たち

これまでにLANDFALLでは300以上の研究室を紹介しており、多くの著名な研究者たちが掲載されています。例えば、丸山茂徳（第28号）、坂本一成（第29号）、広瀬茂男（第30号）など、多岐にわたる分野の専門家たちが、彼らの研究を通じて学生たちにインスピレーションを与えています。

以上のように、LANDFALLは東京工業大学における学際的な学びの場をサポートし、未来の研究者たちを育成する重要な役割を果たしています。

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