LEGEND OF WIND

LEGEND OF WIND

「LEGEND OF WIND」は、TRF（Tetsuya Komuro Rhythm Force）による17枚目のシングルであり、1996年12月11日にavex traxからリリースされました。この楽曲は同年のJALハワイ・キャンペーンのCMソングとして起用されたことでも知られています。

リリース背景

本作は1996年に発表されたTRFの5作目のシングルであり、年末に行われた『第47回NHK紅白歌合戦』では生演奏によりパフォーマンスされました。興味深いことに、2020年現在においてTRFは紅白に出場していないため、この時期でのパフォーマンスは特別な意味合いを持っています。なお、本シングルの制作には、音楽プロデューサーの小室哲哉が関わっていますが、彼はこのシングルを最後にTRFの制作から離れ、再度彼がTRFをプロデュースするのは2006年にリリースされた「We are all BLOOMIN'」まで待つことになります。

音楽的特徴

楽曲にはロサンゼルスのミュージシャンによるスティールパンの演奏が取り入れられています。このような生音の要素が楽曲に深いリズムを与え、多様な音楽スタイルの融合を実現しています。スティールパンの響きはエキゾチックな雰囲気を醸し出し、聴く者を引き込みます。

小室哲哉の語る続編

2013年2月21日、テレビ番組『音楽ノチカラ』で小室哲哉自身が「LEGEND OF WIND」を「BOY MEETS GIRL」の続編として制作したと語っています。また、彼は2013年10月24日に自身のTwitterアカウント上で、本楽曲には「3年後」という設定があったことを発表しました。これらのコメントは、楽曲に対する小室の思い入れや作品の背景に対する理解を深める要素となっています。

再発と好きな楽曲

「LEGEND OF WIND」は、2006年11月29日に新たな形式で再発売され、当初の12cmシングルの廉価版としてリリースされました。このように再発売が行われるのは、TRFの人気が変わらず高いことを示しています。楽曲の幅広い魅力は、様々な世代にわたって親しまれる理由の一つでしょう。

収録内容およびカバー

楽曲の収録内容としては、以下のトラックが含まれています：

• - LEGEND OF WIND [STRAIGHT RUN]
• - LEGEND OF WIND [WHISKEY BAR MIX]
• - LEGEND OF WIND [INSTRUMENTAL]

また、音楽アルバムとしては、以下の作品に収められています：

• - 『WORKS -THE BEST OF TRF-』
• - 『TRF 15th Anniversary BEST -MEMORIES-』
• - 『TRF 20TH Anniversary COMPLETE SINGLE BEST』

さらに、2019年7月10日には、アーティスト鷹梁ミナト（CV.五十嵐雅）がこの曲をカバーしたシングルがリリースされ、アニメ『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』第6話のエンディングテーマとして使用されています。

ミュージック・ビデオ

「LEGEND OF WIND」のミュージック・ビデオはYouTubeでも視聴可能であり、視覚的にも楽曲の魅力を再発見できる機会を提供しています。

もう一度検索