LEO (家入レオのアルバム)

家入レオのファーストアルバム『LEO』は、2012年10月24日にビクターエンタテインメントから発売されました。メジャーデビューシングル「サブリナ」のリリースからわずか8ヶ月という短い期間で届けられたこのアルバムは、家入レオの初期の音楽性を色濃く反映した作品として、多くのファンを魅了しました。

アルバムには、「サブリナ」を含むメジャーデビュー後にリリースされた3枚のシングルの収録曲に加え、アルバムのために書き下ろされた新曲を含む全13曲が収録されています。家入レオは当時17歳という若さであり、本作について「大人でも子どもでもない年代だから感じられる気持ちや葛藤を歌にした」と語っています。17歳という多感な時期ならではの感情や視点が、楽曲にリアルな息吹を与えています。

初回限定盤には、特典としてDVDが付属しています。このDVDには、3rdシングル「Bless You」のカップリング曲「イジワルな神様」のビデオクリップとそのメイキング映像、2012年8月に開催された音楽イベント「SETSTOCK'12」のライブ映像、そしてメジャーデビュー前からアルバム制作までの活動を記録したドキュメンタリー「LEO Files 2011-2012」が収録されています。これらの映像は、家入レオの音楽活動の軌跡を辿ることができる貴重な資料となっています。

アルバムはオリコン週間アルバムチャートで初登場2位を獲得し、翌週も2位を維持しました。Billboard JAPANのアルバムチャート「Billboard Japan Top Albums」では、初登場1位を記録するなど、商業的にも大きな成功を収めました。

収録曲は以下の通りです。

1. サブリナ
2. Last Stage
3. Say Goodbye
4. Shine
5. 明日また晴れますように
6. Second Dream
7. キミだけ
8. Bless You
9. Fake Love
10. Hello
11. ミスター
12. Lady Mary
13. Linda

アルバムには、人気テレビアニメ『トリコ』のエンディングテーマとして起用されたデビューシングル「サブリナ」、ドラマ『カエルの王女さま』の主題歌として話題となった2ndシングル「Shine」などが収録されています。また、「Last Stage」や「Say Goodbye」は、アルバム発売以前からライブで披露されており、ファンにはお馴染みの楽曲でした。

アルバムのレコーディングには、三輪コウダイ、鈴木Daichi秀行といった著名なミュージシャンが参加しています。彼らの演奏が、家入レオの歌声をより一層引き立てています。

『LEO』は、家入レオの原点とも言える作品であり、彼女の音楽的な才能と可能性を感じさせる一枚です。17歳という若さで、これほどのクオリティのアルバムを制作したことは、驚くべきことと言えるでしょう。このアルバムは、家入レオのファンだけでなく、J-POPファンにとっても必聴の作品です。

もう一度検索