LINO LEIA(リノレイア): 日本の女性シンガーソングライター
概要
LINO LEIAは、
兵庫県出身の日本人女性シンガーであり、シンガーソングライター及び音楽マルチクリエイターである。彼女は梶浦由記のソロプロジェクト
FictionJunctionで歌姫の一人としても活動しており、ラジオパーソナリティとしても幅広く知られている。血液型はB型で、2024年4月からは(株)HIGHWAY STARとの業務提携を開始する。
音楽キャリアの軌跡
LINO LEIAの音楽キャリアは、
2014年10月にKiss FM KOBEで担当した「LINO LEIAプロジェクト」という冠番組が始まりのきっかけである。彼女は2015年に1stフルアルバム『CALLING』をリリースし、これによって全国的にデビューを果たした。番組内では作曲コーナーやスタジオライブを通じて、その歌唱力とトーク力が注目され、2016年から本格的にラジオパーソナリティとしても声の仕事に進出する。
2022年には新たに「梶浦由記/
FictionJunction 参加ボーカリストオーディション」で選ばれ、同年8月には
中野サンプラザホールで行われた梶浦由記のツアーにゲスト出演。音楽ユニット「TEXTURE of INSIDE」と自らの名義でのデジタルシングルリリースを経て、2022年8月には2ndフルアルバム『OPUS ONE』を発表した。このアルバムはiTunesの音楽チャートでルーマニアで3位、トルコで5位を記録するなど、国際的な評価を得た。
2023年4月には梶浦由記/
FictionJunctionのニューアルバム『PARADE』に参加し、以降のツアーにも主要なメンバーとして参加。2023年8月には自身初のミニアルバム『YOUTH』をリリースし、同年12月には
日本武道館での大イベント「Kaji Fes. 2023」に出演する予定だ。
多才な才能と個性
LINO LEIAは、幼少期から音楽に触れ、特に父の影響で音楽制作に惹かれるようになった。80年代の洋楽やワーシップソングが音楽のルーツであり、初めて行ったコンサートは
モーニング娘。であったと彼女自身が語っている。また、作詞・作曲・編曲を手掛け、DTM(デスクトップミュージック)とピアノを使った多彩な音楽制作が得意である。
ダンス方面でも目覚ましい才能を持ち、クラシックバレエやヒップホップ、ジャズなど様々なジャンルのダンスに挑戦してきた。自身のミュージックビデオだけでなく、他のアーティストの振り付けも手がけ、ライブパフォーマンスでも高い評価を得ている。
さらに、映像制作、衣装デザイン、イラスト制作など、クリエイティブな面でも多才な一面を持つ。彼女の声はラジオ番組でも好評で、新規リスナーには声優と間違えられることも多い。また、Kiss FM KOBEでは多くの著名人とインタビューを行い、豊富なトークスキルを発揮する。
プロフィールと趣味
LINO LEIAはハワイとも深い関係があり、アーティスト名の「LINO LEIA」はハワイ語で「輝く天使」という意味を持つ。彼女は英語が堪能であり、地域のプロモーション動画にもタレントとして出演している。出身校は加古川東高校と
神戸大学で、学生時代には塾講師や家庭教師の経験がある。
趣味には読書やドライブを挙げ、運転免許を独学で取得するほどの行動力を持つ。また、影響を受けたアーティストにはCeline DionやTOTO、Hillsong Worshipなど多岐にわたり、ジャンルや国を問わず多様な音楽を楽しむ姿勢が伺える。
作品一覧
- Whisper In The Night(2016年)
- SHAKE(2021年)
- UTA WO UTAOU(2023年)
- EVERGREEN(2023年)
- sanctuary(2024年)
- CALLING(2015年)
- OPUS ONE(2022年)
- YOUTH(2023年)
-
FictionJunction「PARADE」(2023)
LINO LEIAは、今後も多様な音楽活動の展開が期待され、彼女の才能に注目が集まっている。