LIVE EPIC 25

LIVE EPIC25: 音楽の歴史を彩るライブイベント

2003年に開催された「LIVE EPIC25」は、エピックレコードジャパン（現・ソニー・ミュージックレーベルズ）の設立25周年を記念する特別なイベントです。このライブは、大阪城ホールおよび国立代々木競技場第一体育館で、計3回行われました。歴代のアーティストたちが集まり、エピックレコードの1980年代の黄金期を彩った楽曲を披露しました。おおくのファンにとって、特別な思い出となる一夜が繰り広げられました。

アーティストと音楽の魔法

「LIVE EPIC25」は、参加アーティストによる素晴らしいパフォーマンスに満ちたイベントでした。特に、エピックレコードにおいて1980年代にデビューし、その頃にブレイクしたアーティストたちが中心に組まれています。具体的には、BO GUMBOS、鈴木雅之、大澤誉志幸、TM NETWORK|TM_NETWORK、渡辺美里、佐野元春など、ロックとポップスの名曲を奏でる才能あるアーティストたちが揃いました。

イベントは、オープニング曲『あこがれの地へ』から始まり、鈴木雅之が続いて「ランナウェイ」や「め組のひと」を披露。続いて、大澤誉志幸が久々に観客の前に立ち上がり、その歌声が会場に響き渡りました。また、BARBEE BOYSはこのイベント限定で再結成し、「負けるもんか」などの名曲をパフォーマンスしました。

もっとも感動的だったのは、佐野元春が「彼がいなければ僕らはここに存在していなかっただろう」と、エピックレコードに大きく貢献した丸山茂雄を紹介した瞬間でした。会場には、彼への感謝の気持ちが満ちていました。

リリースとメディア展開

「LIVE EPIC25」の開催にあたって、関連するオムニバスアルバムがリリースされ、「EPIC25 1980-1985」や「EPIC25 SPECIAL EDITION」、個々のアーティストのベスト盤が同時に発売されるなど、音楽界の盛り上がりを見せました。また、音楽番組「eZ」が再放送され、当時の楽曲を振り返るきっかけにもなりました。

2月23日には、最後の公演の模様が映像化され、数多くのファンが自宅でも当日の感動を味わえるようになりました。しかし、BARBEE BOYSの出演シーンは、最初の映像化の際にカットされるという不運にも見舞われました。その後、2023年には開催から20年の節目を迎え、デジタルリマスター版の完全版が上映され、記念すべき瞬間が蘇りました。

まとめ

「LIVE EPIC25」は、単なる音楽イベントに留まらず、多くの人々の思い出や感謝の気持ちを結集させた瞬間でした。エピックレコードジャパンの創立25周年を祝うこのイベントは、今もなお多くの音楽ファンの心に残っています。以降も、音楽の力が人々を結びつけることを証明するイベントが続いていくことでしょう。

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