LOST MAN

LOST MAN（ロスト マン）

草場道輝によるサッカー[[漫画]]。

概要

『週刊ヤングサンデー』（小学館）で連載後、『ビッグコミックスピリッツ』（同）に移籍して連載された。
元々は短期集中連載としてスタートし、その後本格連載となった。単行本は全17巻。
記憶喪失の主人公と、彼を操る代理人が、サッカー界の裏側で繰り広げるサスペンス要素も含む物語。

あらすじ

記憶喪失の日本人プロサッカー選手・マツモトと、彼をマネジメントする代理人・サカザキが、様々なサッカークラブを舞台に活躍する物語。
マツモトの卓越したサッカーの才能は、クラブに貢献する一方で、大手企業による弱小クラブの買収や、伯爵家の跡継ぎを巡る殺人事件など、様々な陰謀に巻き込まれていく。
単なるサッカー[[漫画]]に留まらず、複雑な人間関係や社会問題を描いた深みのあるストーリーが展開される。

登場人物

マツモト（松本）
本作の主人公。記憶喪失の東洋人。自身の名前を含む過去の記憶を一切失っている。関西弁を話し、たこ焼きを好む。箸が使えない。
とぼけた性格だが、サッカーの腕前は超一流。様々なポジションをこなせる。
イングランドの資産家・トラウズマ伯爵家の跡継ぎ候補という複雑な背景を持つ。過去の事件が原因で記憶を失い、命を狙われる身となる。
サカザキとの契約により、サッカーの勝利請負人として生きる。
サカザキ（坂崎）
日本人の男性。サングラスをかけた長髪のクールな男。マツモトの才能を利用し、サッカークラブにビジネスを持ちかける代理人。
サッカーの知識はないが、頭脳明晰で謀略に長けている。
トラウズマ家のエージェントだった過去を持ち、マツモトを保護した張本人。ディヴィッド・トラウズマへの復讐を企てている。
桂木詩乃（かつらぎ しの）
ルーマニアに留学していた日本人女性。サカザキに雇われ、マツモトとサカザキを追いかける。
危機感が薄く、酒癖が悪い一面も。マツモトとサカザキを仲間だと思っている。
サカザキがマツモトの元を離れた後は、マツモトの代理人を務める。
イリアーヌ
ティアーゴの妹で小学校の教師。カルロスの元恋人。マツモトに惹かれる。
ティアーゴ
ファゼンダFCの主将。元ブラジルユース代表候補のDF。マツモトの加入によって覚醒する。
カルロス
ローカツスのオーナー。拝金主義者。サカザキの策略によって失脚する。
マリオ・ミッコリ
アンゴラ出身のストライカー。驚異的なスピードを誇る。
アルバート・シンプソン
マンUの天才司令塔。接触プレーを極端に嫌う。
実はトラウズマ伯爵家の人間。
後にプレースタイルを変え、マンチェスター・タウンに移籍。
ギボン
マンUのFWでキャプテン。チームをまとめる兄貴肌。
サー・アリステア・チャーチル
マンUの監督。名将。
ディヴィッド・トラウズマ
* 当代のトラウズマ伯爵家当主。冷酷な実業家。マツモトを抹殺しようと企む。

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