LOST CORNER

アルバム『LOST CORNER』の魅力

米津玄師が放つ待望のオリジナルアルバム『LOST CORNER』が、2024年8月21日にSony Music Labelsからリリースされました。これは彼のメジャー5枚目、通算6枚目のスタジオアルバムとして位置付けられています。前作『STRAY SHEEP』から約4年を経て登場した本作は、多くのファンが心待ちにしていたものでしょう。

曲数と新しい挑戦

『LOST CORNER』には、彼の音楽キャリアにおいて最多の11曲が既にリリースされた楽曲として収録されています。具体的には「Pale Blue」や「死神」、「KICK BACK」など、さまざまなヒット曲が揃っています。さらに、映画『ラストマイル』の主題歌となる「がらくた」や、アイナ・ジ・エンドをフィーチャーした「マルゲリータ」も収録されており、合計20曲が楽しめる内容となっています。

製作にあたっては、一貫して坂東祐大が前作で共同編曲を手がけていたのとは異なり、多様なミュージシャンが参加しています。常田大希、Tomi Yo、Yaffleなど、各トラックごとに異なるアプローチが見られるでしょう。これは、アルバム全体に新たな風を吹き込む試みであり、ファンにとっても新鮮な体験となることが期待されています。

リリースとプロモーションの流れ

アルバムのリリース日が近づく中、2024年6月21日には正式にタイトルと収録曲の発表が行われた後、6月28日には米津自身の手によるアートワークが公開されました。8月8日には先行配信として「RED OUT」がリリースされ、この楽曲がSpotifyのCMにも使用されています。その後、アルバムのクロスフェード動画も公開され、収録曲に対する期待感が高まりました。

商品形態と特典情報

『LOST CORNER』はCDのみの通常版に加え、3種類の初回限定盤が用意されています。中でも、「がらくた盤」には特製グッズが同封されるほか、映像盤には米津のライブ映像が収録されたDVDまたはBlu-rayが付属しています。さらに、購入者に先着でA4クリアファイルが提供されるなど、ファンへの心配りが感じられます。なお、アルバムは世界各地向けに異なる形態で販売される予定で、これにより新たなファン層も開拓されることでしょう。

リリースイベント

アルバムリリースを記念して開催される「LOST CORNER AR LIVE in HARAKADO」は、東京・原宿で行われます。このイベントではAR技術を駆使したライブ体験が提供され、フォトスポットも設けられるなど、参加者にとって記憶に残るイベントとなることが期待されています。

楽曲の一部解説

アルバムに収録された楽曲の中でも特に注目すべきは「KICK BACK」です。これはアニメ『チェンソーマン』のオープニングテーマとしても使用され、数々の音楽ランキングでの記録を樹立しました。また、「POP SONG」が加わることで、多くの人に愛される楽曲となっています。そして、映画『ラストマイル』の主題歌「がらくた」も見逃せないポイントです。このように、米津玄師の音楽は常に進化し続けており、今作もその一環と言えるでしょう。

『LOST CORNER』は、さまざまなスタイルと感情が詰め込まれたアルバムです。これまでの作品と同様に、リスナーにとって深い感動を与えることでしょう。

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