Loharu津田沼

Loharu津田沼（ロハルつだぬま）

Loharu津田沼は、千葉県習志野市に位置する複合商業施設です。JR津田沼駅の南口に面しており、地下1階、地上5階建ての建物に、様々な店舗が集積しています。駅に近接した便利な立地は、多くの利用者にとってアクセスのしやすさという大きな利点を提供しています。

歴史と変遷

この施設は、1998年10月に「The Block（ザ・ブロック）」という名称で開業しました。開業当初から、書籍専門店の「丸善」や、手芸・ホビー材料を取り扱う大型店の「ユザワヤ」、さらに教育関連の「駿台中学部・高校部・個別教育センター」など、幅広い分野のテナントが核として入居し、地域における商業・文化・教育の一拠点としての役割を果たしてきました。特にユザワヤは、開業当初は地下1階から地上4階までのフロアを広範囲に使用しており、その規模の大きさが特徴的でした。

長年にわたり、この建物は東洋エンジニアリングが所有していましたが、2015年には所有権がゴールドマン・サックスへと移りました。所有者の変更に伴い、施設全体の大規模なリノベーション計画が進行し、それに続いて2017年12月1日には、現在の名称である「Loharu津田沼」へと改称されました。この改装の過程では、ユザワヤ店内に設置されていたシンボル的な存在であった「ひつじ時計」が撤去されるなど、施設内の様相に変化が見られました。

施設の近隣には、道路を挟んで反対側に「モリシア津田沼」が立地しています。モリシア津田沼はかつて「習志野サンペデック」として知られており、Loharu津田沼と合わせて、津田沼駅南口エリアの主要な商業ゾーンを形成しています。

現在のテナント構成

Loharu津田沼には、現在も開業当初からの核テナントである「ユザワヤ」や「丸善」が営業を続けています。加えて、家電量販店の「ヤマダ電機」（2025年4月11日より出店予定）や、人気の洋菓子店「シャトレーゼ」など、生活に密着した店舗から専門性の高い店舗まで、多様なテナントが入居しており、買い物やサービス利用のニーズに応えています。施設の公式サイトでは、最新のショップガイドが公開されており、各店舗の詳細な情報やフロア構成を確認することができます。

過去の主なテナント

Loharu津田沼（旧The Block時代を含む）には、これまでに様々な店舗が入居し、その時々の利用者のニーズに応えてきました。過去に入居していた主なテナントには、「カズン」、「東京靴流通センター」、「ダイソー」などがありました。

Loharu津田沼は、その歴史の中で施設の姿を変えながらも、津田沼駅南口における重要な複合商業施設として、地域住民や駅利用者に利用され続けています。

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