Love in Action

ラジオ番組『Love in Action』の概要

『Love in Action』（ラブ・イン・アクション）は、2009年10月から2011年6月にかけて放送されたFM OSAKA制作のラジオ番組です。日本赤十字社の献血推進プロジェクトに密接に関連し、特に若年層に向けた献血の啓蒙活動を目的としたミニ番組として位置づけられています。

放送の経緯と構成

この番組は、初期の2009年から2011年には、パーソナリティの山本シュウが単独で進行していました。女性パートナーは当初はおらず、月曜日から金曜日までの帯番組として、朝の時間帯に放送されていました。オープニングでは、「献血は、愛のアクション Love in Action」というフレーズが登場し、聴取者に献血の大切さを呼びかけるスタイルが定着しました。
番組は、2011年3月の東日本大震災直後には一時的に放送を休止し、その後は震災関連情報を中心に発信されるようになりました。4月には新たに森裕子をパートナーに迎え、ツインDJスタイルに変更して再開されましたが、同年の初夏には放送が終了し、その後、2011年10月から小林麻耶を新たなパートナーに迎えて再度放送を開始しました。

放送時間の変遷と内容

このリニューアルによって、番組の放送時間は朝から夕方に移行し、各ネット局でも放送曜日が異なる状況となりました。また、2012年7月以降は、夕方から夜にかけての放送に変更されています。最終的には2017年12月28日をもって第2期の放送も終了しました。
本番組の最大の特徴は、ハイテンションなオープニング挨拶にあります。山本シュウが「グッドイブニーング! 全国のWe are シンセキ! 笑うてはりましたか？」と言った後に、リスナーからの電話を繋ぐコーナーや、クイズコーナーなど、参加型のコンテンツが盛り込まれていました。
エンディングでは「明日まで（笑顔でいてね）の大阪弁の挨拶で締めくくられ、親しみやすい雰囲気がリスナーに好評を得ていました。

LOVE in Action Meeting

また、番組関連のイベントとして、2011年から毎年6月に東京国際フォーラムで開催されていた『LOVE in Action Meeting』も紹介できます。このイベントは世界献血者デーに合わせ、全席無料で1200人を招待し、ライブ形式で行われました。イベントの模様は番組内でもダイジェスト放送され、献血への関心を高める一助となりました。

ご当地版の展開

さらに、2013年にはAir-G'にて北海道版『Love in Action Air-G'edition～はじめYO!けんけつ 北海道献血カレッジ～』が放送され、地域ごとの特性に合わせた内容で展開されました。

このように、『Love in Action』は、献血の重要性を様々な形で伝え続け、聴取者とのインタラクションを通じて多くの人々に影響を与えたラジオ番組であったと言えます。

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