M3もりもりマニア

M3もりもりマニア

M3もりもりマニア（エムスリーもりもりマニア）は、1999年10月から2005年4月まで放送されたKBS京都の人気ラジオ番組です。この番組は、当初放送されていた「kyoto search engine」というプログラムの一部として始まり、その後独立したタイトルとして深夜の時間帯に放送が行われました。

番組の成り立ちと特徴

もりもりマニアは、もともと土曜の夜に放送されていた「kyoto search engine」の後半パートとしてスタートしました。その中で、メインパーソナリティの森谷威夫が多様なコーナーを展開し、リスナーの興味を引く工夫がされていました。しかし、時間が経つにつれ、よりマニアックな企画やコーナーが増えていきました。特に、深夜12時以降は「エロ森谷」と呼ばれるユニークな変化があり、放送内容は大胆で、リスナーにとって新鮮な刺激となったようです。

また、番組のあるあるとして、森谷の締めの言葉「オナニーしろよ」が局内での通称となっており、周囲からは「変態番組」と評されていました。この大胆さがリスナーに受け入れられ、独自のファン層を形成する要因となったのです。

番組の人気コーナー

2000年4月から松丸元気がプロレスコーナーのパーソナリティとして参加し、更に番組の個性を強めました。松丸はその後もレギュラーとして活躍し、彼の存在は番組の魅力を高める要因となりました。また、同年5月からは「声優になろう」というオーディションコーナーがスタートし、リスナーが声優を目指すという新たな道を提供しました。この企画は大いに盛り上がり、勝ち抜いたリスナーはラジオドラマに参加するなどのチャンスを得ました。

このコーナーは大変な人気を誇り、1年後には特別番組も放送されるほどでした。コーナーとしては短命でしたが、多くの人材を育成し、後に他のラジオ番組でパーソナリティとして成功を収める者も出ました。

放送終了とその後

2005年3月、M3もりもりマニアは地上波での放送を終了しましたが、その後インターネットラジオとして復活を遂げました。しかし、放送の更新が不定期となるなどのトラブルにより、2006年8月にネット放送も休止となり、正式な終了の発表はないまま事実上の幕を閉じることになりました。

最後の復活は、2011年12月に一夜限りの特別番組として実施され、水城奈緒をゲストに迎えたことで一時的な再燃を果たしました。しかし、その後KBS京都ラジオでは定期的な生放送ワイド番組は設置されなくなりました。

このように、M3もりもりマニアは放送期間中に多様な企画や個性的なコーナーを展開し、多くのリスナーに愛され続けた伝説的な番組として記憶されています。

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