MASS OF THE FERMENTING DREGS

MASS OF THE FERMENTING DREGS (マス オブ ザ ファーメンティング ドレッグス)

日本のオルタナティブ・ロックバンド、通称「マスドレ」として知られる彼らは、独特な音楽性で多くのファンを魅了してきました。

メンバー構成

現在のメンバーは以下の通りです。

宮本菜津子: ベース・ボーカル担当。楽曲の作詞作曲を手がける中心人物。漫画家のこざき亜衣との親交も深く、アートワークを依頼することも。
小倉直也: ギター・ボーカル担当。Qomolangma Tomatoのメンバーとしても活動。以前はサポートメンバーとして参加。
吉野 功: ドラム・コーラス担当。WORDのメンバーとしても活動していました。一時脱退後、再加入。

過去には以下のメンバーが在籍していました。

後藤玲子: ドラムス担当。結成時のメンバーで、初期の楽曲に参加。
* 石本知恵美: ギター・コーラス担当。結成時からのメンバーでしたが、2010年に脱退。

バンドの歴史

彼らの音楽は、荒涼感と躍動感が同居する大音量のギター、ドラム、ベース、そして宮本の透明感あふれるボーカルが特徴です。楽曲のグルーヴ感を重視し、アルバムレコーディングでは、ほぼ一度の演奏で録り直しをしないというこだわりを持っています。

音楽を始めるきっかけとしてhideの影響を公言しており、その影響は彼らの音楽性にも反映されています。

2007年、EMIミュージック・ジャパン主催のオーディションで最優秀アーティストに選出され、ニューヨークのスタジオでレコーディングを経験。フジ・ロック・フェスティバルにも出演を果たしました。

2008年にファーストアルバム『MASS OF THE FERMENTING DREGS』を発表。
2009年には、中尾憲太郎を共同プロデューサーに迎え、セカンドアルバム『ワールドイズユアーズ』をリリースし、吉野功が正式メンバーとして加入。メジャーデビューも果たしました。

しかし、2010年と2011年にはメンバーの脱退があり、2012年にはバンドとしての活動を一時停止。

2015年に再始動を発表し、吉野が復帰、新たに小倉直也が加入し、現在の体制となりました。

バンド名の由来

バンド名の「MASS OF THE FERMENTING DREGS」は、それぞれの単語が持つ意味から様々な解釈が可能です。「mass」は集まりや質量、「ferment」は発酵や動揺、「dregs」は液体の底に沈んだ澱を意味します。宮本自身は「好きな言葉を並べただけ」と語っています。

ディスコグラフィー

彼らはこれまでにシングル、アルバム、配信限定シングルなどをリリースしています。また、様々なアーティストの作品にも参加しています。

ライブ活動

ワンマンライブや主催イベントの他、様々なイベントにも出演しています。

彼らの音楽は、オルタナティブロックファンだけでなく、幅広い層に支持されています。今後の活動にも注目が集まります。

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