MASTERLINK

MASTERLINK：日本の音楽シーンに彩りを添えたマルチクリエイティブプロジェクト

MASTERLINKは、NARUを筆頭とする才能溢れるメンバーで構成された、東京都町田市出身のロックバンドです。ボーカル、ギター、作曲、プロデュースを担当するNARUを中心に、KOJI（ベース）、YASU（ドラム）の3名で、2002年の結成以来、精力的に活動してきました。

彼らのキャリアは、数々のコンテストでの受賞という輝かしい実績で彩られています。2003年にはTOKYO FM主催のオーディションでグランプリを獲得し、ELLEGARDENらと共演を果たすなど、早くからその才能を認められました。その後も「BANDREAM 2005全国大会」での受賞、ラジオ日本主催のオーディションでの4週連続勝ち抜き、グランプリ獲得など、数々の栄光を手にしています。

2009年にはインディーズながらソニーのWALKMAN Xシリーズに楽曲がプリインストールされ、高い評価を獲得。そして2010年6月9日、シングル「Traveling」でpure:infinityよりメジャーデビューを果たします。Taku TakahashiによるRemixも収録されたこのシングルは、彼らの音楽的可能性を広げる第一歩となりました。

メジャーデビュー後も精力的な活動を続け、シングル「SUPER SPEED E.P」、「Confusion E.P」、そして初のアルバム『Muziiic Store』（全13曲収録）をリリース。これらの作品は、彼らの音楽性と才能を余すことなく示すものとなりました。

その後、再びインディーズでの活動を展開。2013年以降は、ソニーXperiaのTVCM楽曲が話題となるなど、幅広い層に彼らの音楽が浸透していきました。さらに、他アーティストへの楽曲提供にも積極的に取り組み、永澤蒼と土屋知一のユニット「REBORN FROM THE WORLD'S END」のプロデュースや、DJ Junya Shimizuとの共作「ZIPANG」のCM楽曲使用など、その活躍は多岐に渡ります。アキシブproject「White」の作詞作曲編曲も手掛け、クリエイターとしての才能も遺憾なく発揮しました。

2016年には「ZIPANG（FESTIBAL VIP Mix）」がコンピレーションアルバム「Water Run Festival」に収録。そして2019年9月3日にはベストアルバムをリリース。翌日にFacebookで発表されたラストライブをもって、MASTERLINKは事実上の活動を終了しました。

MASTERLINKは、メジャーデビューという大きな成功を収めながらも、常にインディーズシーンとの繋がりを大切にし、精力的に活動を展開し続けました。数々の楽曲制作、タイアップ、そして他アーティストへの楽曲提供などを通して、日本の音楽シーンに多大な貢献を果たしたことは間違いありません。彼らの音楽は、多くのリスナーの心に深く刻まれていることでしょう。

ディスコグラフィー

シングル（詳細な楽曲リストは省略）
アルバム（詳細なアルバムリストは省略）
ベストアルバム
企画物
ミュージックビデオ
タイアップ楽曲

関連情報

MASTERLINKオフィシャルウェブサイト
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楽ではなかったデビューへの道程 MASTERLINKインタビュー（10年12月6日 CINRA.NET掲載）
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