MISIAの「MAWARE MAWARE」は、彼女の音楽キャリアにおいて重要な意味を持つ楽曲です。元々は
2010 FIFAワールドカップの公式アルバムに、
アジア代表として唯一収録された曲として世界に紹介されました。その後、2011年に発売された10枚目のオリジナルアルバム『SOUL QUEST』にも収録されています。
この楽曲が大きく変化したのは、2013年
1月のセネガル訪問がきっかけでした。
MISIAはセネガルのミュージシャン、Doudou N'Diaye Roseとレコーディングを行い、現地で感じたことや考えたことを歌詞やメロディーに反映させました。このリアレンジバージョンは、2013年5月29日に配信限定
シングルとしてリリースされています。
セネガルでのレコーディングの様子は、
NHK BSプレミアムの
特別番組『GIFTギフト
MISIA 命の歌 つなぐ旅 〜セネガル〜』で放送されました。番組内では、「MAWARE MAWARE」がBGMとして使用され、
MISIAのアフリカへの想いや楽曲制作の背景が紹介されています。
「MAWARE MAWARE (feat. Doudou N'Diaye Rose)」は、
MISIA自身が
作詞・
作曲を手がけており、JPも
作曲に携わっています。この楽曲は、第5回
アフリカ開発会議(TICAD V)のテーマソングにも選ばれました。
さらに、この楽曲の配信による売り上げの一部は、アフリカの子供たちへの蚊帳の配布活動に役立てられています。音楽を通じて社会貢献を目指す
MISIAの姿勢が表れた楽曲と言えるでしょう。
「MAWARE MAWARE」は、単なるワールドカップのテーマソングという枠を超え、
MISIAのアフリカへの深い愛情と、音楽を通じた社会貢献への強い意志が込められた楽曲として、多くの人々に感動を与えています。
「MAWARE MAWARE (feat. Doudou N'Diaye Rose)」特設ページ
楽曲情報
タイトル: MAWARE MAWARE (feat. Doudou N'Diaye Rose)
アーティスト:
MISIA
作詞: MISIA
作曲:
MISIA, JP
この楽曲は、
MISIAの代表作の一つとして、今後も多くの人々に愛され続けることでしょう。