MBSたびぐみ とっておき旅ラジオ
概要
『MBSたびぐみ とっておき旅ラジオ』は、
毎日放送ラジオで
2009年度から2011年度の間、ナイターオフシーズン(
10月から翌年
3月)に放送されていた生放送の
ラジオ番組です。概ね夜間に放送され、特に「旅」に焦点を当てた内容が特徴でした。歳月を経て、同局の
アナウンサーが日替わりでパーソナリティを務め、リスナーに旅の楽しさを伝えました。
この「たびぐみ」は、
毎日放送ラジオの新たなプロジェクトの一環としてスタート。
2009年5月の特別番組を皮切りに、もともと平日夜に生放送されていた他の人気番組に後押しされながら正式にレギュラー番組化しました。そのため、旅をテーマにした内容は、リスナーに新鮮な体験をもたらしました。
放送時間と編成
2009年度には
火曜日から
金曜日の18:30~21:00に放送され、
2010年度には
水曜日から
金曜日に編成を絞り、その後2011年度には放送日を
金曜日と
土曜日に移行しました。また、
2009年度からは毎週日曜日に短い関連番組『たびぐみプラス』が放送され、旅の話題が更にシェアされる機会が増えました。
各曜日のパーソナリティは、
毎日放送の
アナウンサーが担当し、その中には
鉄道ファンとして知られる
馬野雅行や、嗜き酒師の
前田阿希子など、旅にまつわる特技やバックグラウンドを持つ
アナウンサーたちが揃いました。これは、番組が持つ「旅に行きたくなる」テーマを一層引き立てる要素となりました。
番組の特徴
番組内では、「たびうた」というコーナーが設けられ、リスナーからのリクエスト曲や関連するエピソードが紹介されるなど、音楽と旅を融合させた内容が展開。また、リスナー参加型のクイズコーナーもあったり、特定の旅行地に関する情報を毎週取り上げたりすることで、リスナーとのインタラクションも大切にされていました。このような工夫により、ただの放送を越えたコミュニケーションが生まれました。
さらに、特別企画やコーナーも多彩で、「たびぐみ大賞」というリスナー参加型の賞が設けられ、毎週の放送にテーマを持たせるなど、リスナーの関心を引き続ける努力がなされました。これにより、単に情報提供するだけでなく、思い出に残る旅の体験を視聴者と共有する空間が創出されたのです。
影響と今後
『MBSたびぐみ とっておき旅ラジオ』は、旅をテーマにした
ラジオ番組の先駆け的存在として多くのリスナーに支持されました。その後の旅情報番組や企画に与えた影響は大きく、旅の楽しさを多角的に提供する役割を果たしました。
また、2022年
1月1日には『2013新春たびぐみ 初夢スペシャル』という名の特別番組として復活し、当時のパーソナリティが再集結し、懐かしの旅の話題や新たなドキドキの体験をリスナーと共有しました。これからも、MBSラジオにおける旅のストーリーは続いていくことでしょう。