MEET THE WORLD BEAT

MEET THE WORLD BEAT（ミート ザ ワールド ビート）

MEET THE WORLD BEATは、FM802が主催している人気の野外音楽フェスティバルです。このフェスティバルは、「ラジオで音楽を、ライブでアーティストを伝える」という理念のもと、1990年に始まりました。毎年夏に開催されるこのイベントは、音楽ファンにとって待ち遠しい機会となっています。

最初に開催された1990年の第1回は、入場が有料でしたが、その後は応募抽選による入場無料形式に変更されました。しかし、2023年には再び有料イベントとして実施されることになりました。イベント当日は、多くのアーティストがパフォーマンスを行い、ライブの模様はスペースシャワーTVで生放送される他、FM802によるダイジェスト特番でも振り返られる運びになります。

このフェスティバルは、過去にはMr.Childrenやレミオロメン、Superflyなど、ラジオで注目された新人アーティストも登場しました。また、当日発表されるシークレットゲストの存在も、参加者にとって大きな楽しみとなっています。名称に「WORLD BEAT」とあるものの、海外アーティストの出演はないことが特徴です。

開催地の変遷

MEET THE WORLD BEATの初回は、JR安治川口駅の構内イベントスペースで行われました。その後、開催場所は第2回目以降、万博記念公園のもみじ川芝生広場に移りました。特に2021年には、コロナウイルスの影響により大阪城ホールでの無観客開催が決定されました。

開催中止と無観客開催の経緯

長年の歴史の中で、MEET THE WORLD BEATが中止されたケースもあります。2014年には、台風11号の影響による荒天が予測されたため、開催が当日朝に中止されたのです。この時には、関連イベントとして予定されていたスペースシャワーTVの生中継や、大阪市内でのパブリックビューイングも全て中止となりました。参加予定だったアーティストは、当日の生放送番組に出演し、ファンの前に姿を見せました。

また、2020年には新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、5月28日に中止が正式に発表されました。この年は、具体的な日時や出演アーティストの情報も発表されていませんでした。

2021年には、通常7月または8月に行われていたイベントが、6月5日に開催されることが決定しました。しかし感染拡大により、大阪府からの大規模イベント自粛要請が発表されたため、会場を万博記念公園から大阪城ホールに変更し、無観客での開催となりました。この際、観覧チケットが当選していた方々には、ライブ配信のURLが送信され、やはりスペースシャワーTVでの生中継も行われました。

終わりに

MEET THE WORLD BEATは、音楽の素晴らしさを発信しつづけるフェスティバルとして、今後も多くの音楽ファンに支持されていくことでしょう。参加アーティストと観客が一体となる瞬間は、夏の風物詩として、多くの人々の思い出となること間違いありません。このフェスティバルが未来にわたって続くことを願っています。

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