MEMORY BOYS〜想い出を売る店〜

MEMORY BOYS〜想い出を売る店〜

概要

『MEMORY BOYS〜想い出を売る店〜』は、2018年6月30日よりサンリオピューロランドのアトラクション「フェアリーランドシアター」で定期的に上演されていた2.5次元ミュージカルです。この作品は辻信太郎が著した原作『想い出を売る店』を基にしています。作品名の通称は「メモミュ」です。

本作は、前作『ちっちゃな英雄』に続く、サンリオピューロランドとネルケプランニングによるミュージカルの第2弾であり、1985年に映画化された『想い出を売る店』の概念を再現しています。劇中で使われる音楽や小道具の中には、当時の映画と同じものが見られ、懐かしさを感じることができます。キャストは若手男性俳優のみで、衣装はレトロなスチームパンクスタイルで統一されています。上演時間は約40分で、PUROPASS（ピューロパス）取得者が参加できる特典も用意されています。

ショー中の撮影や録音は禁止されていますが、2018年12月20日にはフィナーレのハイタッチシーンとカーテンコールでの撮影が解禁されました。しかし、2020年2月22日から新型コロナウイルスの影響により、サンリオピューロランドは一時休館となり、当作品も無期限で休演しています。

あらすじ

物語は、個性豊かなMEMORY BOYSたちが働く「想い出を売る店」を舞台に展開されます。この店では、訪れる誰もが忘れられない特別な思い出に触れることができます。

ある日、ルバートとその兄ラルゴが店を訪れます。ルバートは才能あふれるバイオリニストで、兄のラルゴと共に故父と過ごした演奏の思い出を追い求めています。しかし、いざコンサートを目前に控えたとき、彼らが大切にしていたバイオリンが行方不明になってしまいます。MEMORY BOYSたちは、バイオリンを追跡する中で、過去にも兄弟に起きた事件とつながることに気づきます。

登場キャラクター

• - マイメロディ：物語の語り手。
• - マーチ：MEMORY BOYSのリーダーで、エネルギッシュな性格。
• - セレナーデ：頭脳明晰なサブリーダー。
• - ノクターン：おっとりした性格を持つマスコットキャラクター。
• - ルバート：才能豊かなバイオリニストで、兄に対して不満を抱いている。
• - ラルゴ：真面目で、弟の才能を嫉妬する兄。
• - グリッサ：バイオリン職人の息子で、少し荒っぽい性格。

キャスト

本作は「チームフォルテ」と「チームアレグロ」のダブルキャストで上演され、役者の交代が行われました。各チームのキャストは異なり、それぞれ独自の魅力を持っています。

曲目

• - 想い出を売る店
• - メモリーメーカー
• - メモリーシャボン
• - ただいま
• - その他、多数

スタッフ

製作総指揮は辻信太郎、脚本は浅井さやかが担当し、音楽は坂部剛が手がけています。演出には伊藤マサミが関与し、全体のクオリティが高い仕上がりとなっています。

メディア作品

本作品はDVDとBlu-rayとしてもリリースされており、特典映像には出演者インタビューやメイキングが含まれています。

公式ファンサイトやSNSでも関連情報が発信されており、ファン同士の交流も盛んに行われています。

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