MF文庫Jライトノベル新人賞

MF文庫Jライトノベル新人賞

MF文庫Jライトノベル新人賞は、KADOKAWAの社内ブランドであるメディアファクトリーが2004年から主催している、ライトノベルを対象とした公募新人文学賞です。

概要

この新人賞は、3ヶ月単位で年4回の予備審査を行い、通年で各賞を決定する形式を採用しています。ただし、該当作品がない場合は、賞の授与は見送られます。佳作以上の作品については、MF文庫Jからの刊行が確約されています。

過去には、第8回において優秀賞、審査員特別賞、佳作の受賞作全てにプロモーションビデオが制作され、話題となりました。

第13回からは応募要項が一部改訂され、最優秀賞に該当する作品の中でも特に優れた作品に対しては、最優秀賞の代わりに大賞が授与されるようになりました。

さらに、各期の予備審査において、佳作には選ばれなかったものの、三次選考を通過し「光る才能がある」と認められた応募者に対しては、決定後3ヶ月間、毎月2万円の活動支援費が贈られる「チャレンジ賞」が設けられました。

第19回現在、大賞・最優秀賞・優秀賞・佳作には正賞として楯が贈られるほか、副賞として大賞には300万円、最優秀賞には100万円、優秀賞には50万円、佳作には10万円が贈られます。また、チャレンジ賞受賞者には、活動支援費として総額6万円（月2万円×3ヶ月）が贈呈されます。

第4回までは最優秀賞受賞者が出ていませんでしたが、第5回以降は最終審査の得点によって第1位を最優秀賞、第2位を優秀賞とする方式に変更され、原則として最優秀賞が選出されるようになりました。

応募規定違反でない限り、応募者全員に評価シートが送付されます。

第19回より郵送での応募は廃止され、Web応募のみの受付となっています。

選考委員

過去の選考委員は以下の通りです。

第0回（2004年） - 第3回（2007年）：冲方丁、桑島由一、榊一郎、清水マリコ、MF文庫J編集部
第4回（2008年） - 第5回（2009年）：桑島由一、清水マリコ、ヤマグチノボル、MF文庫J編集部
第6回（2010年）：日日日、築地俊彦、西野かつみ、三浦勇雄、ヤマグチノボル、MF文庫J編集部
第7回（2011年） - 第8回（2012年）：日日日、西野かつみ、三浦勇雄、MF文庫J編集部、映像事業部
第9回（2013年） - 第10回（2014年）：あさのハジメ、さがら総、三浦勇雄、MF文庫J編集部、映像事業部
第11回（2015年）：さがら総、志瑞祐、三浦勇雄、MF文庫J編集部、映像事業部
第12回（2016年） - 第13回（2017年）：さがら総、志瑞祐、三浦勇雄、MF文庫J編集部
第14回（2018年） - 第15回（2019年）：さがら総、志瑞祐、鈴木大輔、三浦勇雄、MF文庫J編集部
第16回（2020年）：榎宮祐、さがら総、志瑞祐、鈴木大輔、三浦勇雄、MF文庫J編集部
第17回（2021年） - 第18回（2022年）：榎宮祐、さがら総、志瑞祐、鈴木大輔、MF文庫J編集部
第19回（2023年） - ：志瑞祐、鈴木大輔、花間燈、MF文庫J編集部

関連情報

公式ウェブサイト
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MF文庫Jライトノベル新人賞 歴代受賞作 - ブックオフオンライン'>MF文庫Jライトノベル新人賞 歴代受賞作 - ブックオフオンライン
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