MIGMA SHELTER

MIGMA SHELTER（ミグマシェルター）

MIGMA SHELTERは、2017年に結成された日本の女性アイドルグループで、音楽レーベルAqbiRecに所属しています。通称は「ミシェル」や「産地村」と呼ばれ、特にサイケデリックトランスを基盤にしたパフォーマンスで知られています。グループの創設時から活動に携わっている田中紘治（BELLRING少女ハート、THERE THERE THERESのディレクター）とタニヤマヒロアキ（作曲家、元ヤなことそっとミュート運営）が、それぞれディレクターとサウンドプロデューサーとして関与しています。

グループの出発点

グループは2017年2月に設立され、4月には最初のライブ「レイヴ」を行いました。翌月にはギュウ農フェス参加を果たし、多くの観客の前でパフォーマンスを披露しました。2018年1月には初のワンマンライブをTSUTAYA O-WESTで行ったものの、メンバーの卒業や脱退が続く中、同年7月には一時的に活動を休止しました。

再始動した2018年8月からは、衣装を女子高生風の制服へと変更し、新たな魅力を打ち出しました。この変化は、創設時に田中が「t.A.T.u.ですね」と冗談めかして語っていたこととも関連しています。2019年には新メンバーが加入し、「Parade's End」というシングルをリリースしました。

定期的な活動と最近の変遷

2020年にはアルバム『ALICE』の制作を目指し、クラウドファンディングを実施し、300万円の目標を大きく上回る約1200万円を集めました。アルバムは2020年7月に配信され、その後、全国ツアーを予定したものの、コロナウイルスの影響で延期を余儀なくされることになりました。ライブ配信など新たなスタイルでファンとのつながりを強化しました。

2022年には全国ツアー「SIX ALICE REMIXED TOUR」を開始し、メンバーも増え、新しい体制で活動を続けていきました。しかし、2023年には再びメンバーの卒業や新たな加入の動きがあり、5月には一時的な活動休止が発表されました。

グループの愛称とファン

MIGMA SHELTERのファンは「産地村人」と呼ばれ、この名称は2019年12月のレーレのツイートをきっかけに広まりました。これによりファンとグループの一体感が高まり、より強固なコミュニティが形成されました。

所属メンバーの変遷と未来

2024年にはグループが無期限の活動休止を発表し、恵比寿LIQUIDROOMでラストライブを行いました。この短い年月の中で彼女たちは多くのライブやイベントを通じてファンとの交流を深め、常に進化を続けてきました。

MIGMA SHELTERは、その独自の音楽性とパフォーマンスで、今後も音楽シーンに影響を与え続ける可能性を秘めたグループです。彼女たちの魅力は、アイドルという枠を超えて音楽ファンに広まり、今後の活動が注目されていることは間違いありません。

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