MOD電視快棋戦(MODでんしかいきせん)は、
台湾棋院が主催し、
中華電信と華人全球網路科技公司が共同で開催していた
囲碁の早碁棋戦です。2000年から2008年まではCMC杯電子快棋戦(CMCはいでんしかいきせん)という名称で行われていました。
概要
この棋戦は、
台湾棋院に所属する棋士が参加資格を持ち、その対局の模様はテレビを通じて放送されていました。スピーディーな展開とプロ棋士たちの熱戦が、多くの
囲碁ファンを魅了しました。
主催・協賛
主催: 台湾棋院、中華電信、華人全球網路科技公司
協賛 (CMC杯時代): 緯來電視台
賞金
優勝者には10万ニュー
台湾ドル、準優勝者には5万ニュー
台湾ドルの賞金が贈られました。
出場選手
原則として、前年の賞金ランキング上位16名が出場資格を得ていました。CMC杯時代には、前年の成績優秀者16名に加え、予選を勝ち抜いた8名を加えた24名が出場していました。
対局方式
対局はトーナメント形式で行われ、決勝は1番勝負で争われました。持ち時間の設定は独特で、以下のように変遷しています。
持ち時間なし、30秒5回
CMC杯時代:
第1-7回: 5分の持ち時間を使い切ると1手30秒
第8回以降: 30秒19回、使い切ると1手30秒
歴代優勝者
年 | 優勝者 | 準優勝者 | 備考 |
---|
:- | :- | :- | :--- |
2012年 | 蕭正浩 | 林君諺 | |
2001年 | 彭景華 | 周俊勲 | CMC杯 |
2002年 | 周俊勲 | 林至涵 | CMC杯 |
2003年 | 陳逸達 | 彭景華 | CMC杯 |
2004年 | 陳逸達 | 林書陽 | CMC杯 |
2005年 | 林至涵 | 陳鋒 | CMC杯、2-0 |
2006年 | 林至涵 | 蕭正浩 | CMC杯、2-0 |
2007年 | 陳詩淵 | 劉耀文 | CMC杯、2-0 |
2008年 | 林至涵 | 夏大銘 | CMC杯 |
外部リンク
台湾棋院「第一屆MOD電視快棋賽比賽辦法」
台湾棋院「第8屆CMC盃電視快棋賽辦法」