MOMOE ON STAGE

『MOMOE ON STAGE』について

『MOMOE ON STAGE』（モモエ・オン・ステージ）は、著名な歌手である山口百恵の第2作目となるライブ・アルバムで、1976年10月21日にCBSソニーからリリースされました。このアルバムは、彼女の華やかなステージパフォーマンスを記録した貴重な作品です。

アルバムの特徴

本作の帯には「まぶしく、美しい 17才のすべて」というコピーが記載され、若き日の百恵の魅力を引き立てています。特に、新宿コマ劇場で開催された第2回「百恵ちゃんまつり」の模様を収録しており、当時のファンにとっては非常に思い出深い内容となっています。

ライブの概要

ライブは、コマ・スタジアムの創立20周年を記念して行われました。プログラムは2部構成となっており、第1部ではミュージカル「黒い天使 PART II」が上演され、青柳修と長束利博の手による構成と演出が施されています。このミュージカルは、宮下康仁が脚本と訳詞を担当しており、視聴者を魅了するストーリーと演出が特徴です。

第2部は「山口百恵と共に」と題されたヒット・パレードが展開され、こちらも青柳修と長束利博の構成と演出によって、大勢のファンが楽しめるよう工夫されています。演奏は中西義宜とビッグ・サウンズが担当し、ライブの熱気をさらに盛り上げました。

収録曲について

『MOMOE ON STAGE』の全編曲を手がけたのは高田弘で、彼の独自のアレンジが作品に深みを与えています。さらに、2006年にリリースされたライブCD-BOX『MOMOE LIVE PREMIUM』には、LP盤には収録されていなかった楽曲やMCがボーナストラックとして加えられており、当時の演奏順に沿った形式で収録されています。

このCD-BOXは、アルバムのファンにとって更なる魅力を提供する、必携のアイテムとして評価されています。これにより、山口百恵のパフォーマンスがより深く理解できると同時に、彼女の音楽の素晴らしさを再発見できる機会ともなっています。

総括

『MOMOE ON STAGE』は、山口百恵の成長過程やその魅力を余すところなく収めた傑作です。ライブパフォーマンスの臨場感や、その時の雰囲気を思い起こさせるこのアルバムは、彼女のファンはもちろん、音楽に興味のあるすべての人にとって貴重な一枚といえるでしょう。山口百恵が放つ光が、これからの世代にも語り継がれることを期待しています。

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