MOVIE (UNICORNの映像作品)

「MOVIE」は、ユニコーンが1988年に発表した初のライブ映像作品です。

この作品は、1988年4月18日に大阪ミューズホールで行われたライブの模様を収録したもので、ユニコーンの初期の貴重な映像記録として知られています。当時、メンバーの向井美音里が脱退し、阿部義晴が加入する前の時期であったため、キーボードはプロデューサーの笹路正徳が担当しています。

収録日の前日、名古屋でのライブ中に奥田民生が腰を痛めてしまい、この日の収録は痛み止めを服用して行われました。この腰痛がきっかけとなり、奥田民生はその後も腰痛に悩まされることになります。

「MOVIE」には以下の楽曲が収録されています。

Limbo
Hystery Mystery
Concrete Jungle
Pink Prisoner
Maybe Blue
Sugar Boy
* Hystery Mystery -Panic virsion-

「Hystery Mystery -Panic virsion-」は、この日即興で演奏されたバージョンで、後にベストアルバム「THE VERY RUST OF UNICORN」に収録され、音源化されています。

この作品は、ユニコーンの初期のライブパフォーマンスを堪能できる貴重な映像であるとともに、奥田民生の腰痛発症のきっかけとなったライブの記録としても、ファンにとっては特別な意味を持つ作品と言えるでしょう。

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