Maple Colors

Maple Colors

『Maple Colors』は、2003年にアダルトゲームブランドCROSSNETから発売された恋愛アドベンチャーゲームです。開発はApRicoTが担当しました。紅華学園を舞台に、学園祭の演劇発表に向けて奮闘する主人公たちの姿を描いています。

概要

物語は、主人公が所属する2年B組が、学園祭で演劇部と対決することから始まります。しかし、クラスメートは皆やる気がなく、主人公は苦労することになります。同じく代表に選ばれた女の子のために、主人公は一癖も二癖もあるクラスメートをまとめ、演劇を成功させることを決意します。

プレイヤーは、仲間を集め、問題を解決し、ミニゲームをこなしながら、演劇に必要な道具を調達します。30人ほどのクラスメートを効率よく使い、演劇を成功させることが目標です。ゲームは男女ともにほぼフルボイスで収録されており、初回版にはカラー画集と装丁ハードカバーが同梱されました。

2005年には、角川書店よりPS2コンシューマー版『Maple Colors 〜決戦は学園祭！〜』が発売されました。また、2008年には、Maple Colorsから5年後の世界を描いた『Maple Colors 2』が発売されています。

ストーリー

紅華学園演劇部は、全国コンクールで2年連続1位を獲得するほどの実力を持つ一方で、陰湿な面も持ち合わせていました。問題児だらけの2年B組の主人公は、同級生をいじめていた演劇部員を殴ってしまいます。その結果、主人公は退学、クラス全員は停学という一方的な処分を言い渡されます。

演劇勝負で勝てば不問になると聞いた主人公は、クラスの協力を得ようとしますが、対戦相手がエリート演劇部と知っているため、誰もが非協力的な態度を取ります。果たして2年B組は、力を合わせて学園祭の決戦に臨むことができるのでしょうか。

登場キャラクター

このゲームには、30人以上のキャラクターが登場します。メインヒロインだけでなく、クラスの女子にもイベントが用意されています。

メインヒロイン

葵 未来（あおい みらい）
声：北都南
2年B組の参謀的な役割を務める女の子。演劇部との演劇勝負に勝利するために、悪知恵を駆使して2年B組を扇動します。
秋穂 もみじ（あいお もみじ）
声：木村あやか
天才演劇少女。愛善部長が彼女の演技力に嫉妬して役を与えないので、衣装係をしています。不遇な扱いを受けていますが、前向きで明るい性格です。
卯月 あむ（うづき あむ）
声：宇佐美桃香
天才子役として知られる芸能人。芸能活動を中心に行ってきましたが、突然休養宣言を発表。学園に通い始めますが、そこでも芸能人という特殊な目で見られがちです。
咲守 素子（さきもり もとこ）
声：Ruru
神社の娘で、古武術の使い手。真面目な性格ですが、可愛いものに目がない一面も持ち合わせています。
鈴原 空（すずはら そら）
声：青山ゆかり
虚無的で冷めた雰囲気の女の子。他人に合わせようという意思がなく、好んで独りでいることが多いです。
桃井 葉子（ももい ようこ）
声：大波こなみ
ソフトボール部のエースピッチャー。極度のアガリ症で、プレッシャーに弱いのが難点です。過去に演劇の経験があり、その時のことがトラウマになっているようです。

その他

その他にも、個性豊かなクラスメートや教師、演劇部員などが多数登場します。

関連商品

PCソフト
Maple Colors H（ファンディスク）
MaplePack -メイプルぱっく-（本編とファンディスクのカップリング版）
OVA
Maple Colors 第一幕 Hな激闘編
Maple Colors 第二幕 青春H編
書籍
メイプルカラーズ ファンサイド
Maple Colors アンソロジーコミックス
小説『Maple Colors』
CD
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Maple Colors オリジナルドラマアルバム

外部リンク

Maple Colors
Maple Colors H
Maple Colors〜決戦は学園祭!〜

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