Mariya's Songbook

『Mariya's Songbook』に関する詳細

『Mariya's Songbook』は、2013年の12月4日にワーナーミュージック・ジャパンから発表された竹内まりやのコンピレーションアルバムです。このアルバムは、竹内まりやのデビュー35周年を記念して制作され、全曲がデジタルリマスターされている点が特徴です。2枚組となっており、彼女が他のアーティストに提供した楽曲の中から厳選された30曲が収められています。

アルバムの裏側

アルバムの選曲と監修は竹内まりや自身が行い、さらに各楽曲についての解説も彼女の手によるものです。これにより、ただのコンピレーションアルバムではなく、竹内まりやの音楽的な歴史や彼女の視点を反映した作品が完成しました。特に初回限定盤には貴重なボーナストラックとして、竹内まりや自身が歌ったデモバージョンの楽曲が4曲追加収録されており、ファンにとっては見逃せない内容となっています。

収録曲のハイライト

Disc 1: Mariya's Songbook

1. みんなのハッピーバースデイ / 芦田愛菜
- 2011年にリリースされたアルバム『Happy Smile!』からの楽曲。
- 竹内が作詞・作曲を担当し、編曲は中西亮輔。

2. リンダ / アン・ルイス
- 1980年発表の楽曲。竹内まりやが作詞・作曲し、山下達郎がコーラスに参加しています。この楽曲は二人の関係性にも影響を与えました。

3. ファースト・デイト / 岡田有希子
- 1984年のデビュー曲であり、グリコのCMソングとしても知られています。この楽曲は「ティーンエイジ・ラブ」をテーマにした作品です。

4. けんかをやめて / 河合奈保子
- 1982年リリース。しっとりした歌詞が特徴で、河合奈保子の新たな一面を引き出しました。

5. 駅 / 中森明菜
- 1986年のアルバム収録曲で、竹内自身も後にセルフカバーしています。

Disc 2: Mania's Songbook

このディスクには、Disc 1に収まらなかった楽曲が収録されています。事例として、以下の楽曲があります:
1. 涙のデイト / KINYA
- 1982年のデビュー曲。
2. Hey! Baby / 森下恵理
- 1986年の作品であり、竹内まりやはこの楽曲でも作詞・作曲を手掛けています。
3. Guilty / 鈴木雅之
- 1988年に発表された曲で、竹内は詞のみを担当しました。

総括

竹内まりやの音楽は、時代を超えて多くのアーティストに影響を与えてきました。『Mariya's Songbook』は、彼女の豊かな音楽歴史を振り返るだけでなく、今もなお感じさせる彼女の独自の魅力を再確認する機会ともなります。このアルバムは、竹内まりやファンのみならず、音楽が好きなすべての人にとって必聴の作品です。

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