Matina

Matina（マティーナ）について

Matinaは、1997年11月1日に設立された日本のヴィジュアル系インディーズレーベルです。このレーベルは、当時の人気バンドMIRAGEのKISAKIによって立ち上げられました。設立当時、KISAKIは20歳という若さであり、彼自身の音楽的ビジョンを具現化するためにMatinaは誕生しました。

活動内容と特徴

Matinaは、CDの制作や販売、所属アーティストのマネージメント、さらにはライブイベントのプロデュースを行っていました。これにより、多くのインディーズバンドにとっての育成機関となり、彼らの音楽を広める重要な役割を果たしました。また、Matinaのイベントは、アーティストとの交流や新たなファンの獲得の場ともなり、非常に人気を博しました。

特に、Matinaが主催したイベントは多岐にわたり、「NEW AGE CULTURE」や「PSYCHO DRAMA」、さらに「BurST SPECIAL」といった多くの成功したライブイベントが行われました。これらのイベントでは、多様なジャンルのバンドが集まり、他では味わえない音楽体験を提供しました。

所属アーティスト

Matinaには多くのバンドが所属していました。MIRAGEを始め、Vierge、L～CYFER、Madeth gray’ll、vellaDonnaなど、多彩なアーティストが名を連ねており、それぞれが独自のスタイルでインディーズシーンを際立たせていました。特にこのレーベルからは、数多くの才能が輩出され、今もなお音楽シーンに影響を与えています。

また、Matinaの一部アーティストたちはその後、他の著名なレーベルに移籍し、さらなる成功を収める者も多かったのです。

東京と札幌の支部

Matinaは、東京と札幌に支部を持ちました。東京支部は2001年1月に設立され、弥生（当時Vice risk）が代表を務めました。札幌支部は同じく2001年に設立され、ToshiA（当時Philia）が指揮をとりました。いずれの支部も、地元のバンドを支援し、Matinaの理念を広めることに貢献しました。

しかし、2002年12月31日にON AIR OSAKAで行われたオールナイトイベントをもって、Matina自体は活動を終了します。この終了は多くのファンにとって悲しいニュースでしたが、Matinaが残した遺産や数々のアーティストは今なお色褪せることなく、多くの人々に影響を与え続けています。

関連項目

Matinaは日本のインディーズ音楽シーンにおいて重要な役割を果たしており、特にUNDER CODE PRODUCTIONなどのレーベルともつながりがあります。これらのレーベルは、音楽業界に新たな風を吹かせ、多くの新しいアーティストが登場するための基盤を提供しました。

最後に、Matinaを通じて音楽キャリアをスタートしたアーティストたちの活躍により、今後もインディーズシーンはますます賑わいを見せていくことでしょう。

もう一度検索