Merry-go-round (CHEMISTRYの曲)

シングル「merry-go-round」について

CHEMISTRYの32枚目のシングル「merry-go-round」は、2011年3月2日にリリースされました。この楽曲は、前作からわずか2週間後に発表され、2011年4月30日までの期間限定で生産されました。また、同時期にリリースされたベスト・アルバム『CHEMISTRY 2001-2011』にも収録されています。

表題曲とその背景

「merry-go-round」は、アニメ『機動戦士ガンダムUC』のepisode 3、タイトルは「ラプラスの亡霊」の主題歌として起用されています。このアニメは、特にファンからも支持されている作品の一つであり、曲はアニメのエンディングシーンで使用されました。そのエンディングでは、約3分30秒間、楽曲のフルコーラスが流れる中で、本編映像が続いていき、台詞や効果音が一切ありません。これにより、視聴者は音楽に深く浸りながら物語の余韻を楽しむことができる特別な演出となっています。

ジャケットと特典

シングルのジャケットデザインには、この作品に登場するモビルスーツ「クシャトリヤ」が描かれており、CHEMISTRYの写真は含まれていません。さらに、購入者特典として、描き下ろしの『機動戦士ガンダムUC』スペシャルパッケージ三方背BOXや、モビルスーツの解説・イラストが掲載された別冊ブックレット、描き下ろしジャケット絵柄のスペシャルステッカーが封入されています。これらの特典は、ファンにとって魅力的なアイテムとなっています。

歌詞と音楽制作

今回の楽曲の歌詞は、CHEMISTRYのメンバーである堂珍嘉邦と川畑要が手掛けており、彼らは原作小説を元に書き下ろしました。作曲と編曲はUTAが担当しており、彼は全てのプログラミングや他の楽器も演奏しています。

テレビ放送での利用

また、テレビ放送用に再編集された『機動戦士ガンダムUC RE:0096』では、第9話のエンディング部分で、「merry-go-round」がそのまま使用されています。これは、ファンがその楽曲を再度楽しむためのスペシャルな機会を提供しています。

まとめ

CHEMISTRYが『ガンダム』シリーズの主題歌を担当するのは、前回の「Wings of Words」が使用された2005年から約6年ぶり。彼らの新しい楽曲は、新たなファン層を拡大しつつ、同時に長年のファンにも感動を与えてきました。「merry-go-round」は、音楽とアニメという二つの魅力のコラボレーションとして、今後も多くの人々に愛され続けることでしょう。

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