Mihimaru GTのラジマルGT

mihimaru GTのラジマルGT：全国ネットラジオ番組の軌跡

2007年4月から2011年9月まで、JFN系列のラジオ局で放送された「mihimaru GTのラジマルGT」。人気音楽ユニットmihimaru GTのhirokoとmiyake（不定期出演）、お笑い芸人の古坂大魔王がパーソナリティを務めたこの番組は、mihimaru GTにとって初の全国レギュラーラジオ番組という記念すべきものでした。

番組は、mihimaru GTの楽曲をBGMに、軽快なトークとリスナー参加型のコーナーで構成されていました。放送時間は地域によって異なり、30分番組と25分番組が存在。25分番組ではエンディングトークがカットされるなど、地域差がありました。また、キー局であるTOKYO FMでは放送されなかったという点も特徴的です。リスナーからの要望もあったにもかかわらず、TOKYO FMでの放送が実現しなかったのは、番組編成上の都合など様々な要因が考えられます。

番組を彩った様々なコーナーは、リスナーの積極的な参加を促し、番組の活気を生み出しました。

主なコーナー

オープニングトーク: hirokoを中心としたフリートーク。miyakeや古坂大魔王の軽妙なツッコミも加わり、和やかな雰囲気でスタート。
メール紹介: リスナーからのメールや質問を紹介するコーナー。「メールフェスティバル」と題して、多くのメールを紹介する特別企画も実施されました。
特許募集: 新商品アイディアを募集。既製品やMP3プレイヤー関連のアイデアが多く寄せられました。
ジンクス: リスナーのジンクスを紹介するコーナー。
hirokoの恋愛相談室: リスナーの恋愛相談にhirokoが答えるコーナー。miyakeが参加することもありました。
hirokoクリステル: hirokoが滝川クリステル風にニュースを読むコーナー。独特の雰囲気と読み間違いが人気を呼びました。
エンディングトーク: 30分番組のみのコーナー。番組の締めくくりとして、和やかなトークが展開されました。
ラジマチック天国: mihimaru GTのライブ活動に関連したコーナー。各地域の情報を募集しました。
11・24@武道館: 2008年11月24日の武道館ライブにちなんだコーナー。
ミステイクコンテスト！略して、ミスコン！: hirokoの言葉の間違いエピソードを募集するコーナー。
mihimaru voice: リスナーがhirokoとmiyakeに言ってほしいセリフを募集するコーナー。
逆にトシヤ: mihimaru GTのマネージャーの口癖を元に、間違った「逆に」の使い方を募集し採点するコーナー。
ミヒ耳・アワー: 「空耳アワー」のパロディで、mihimaru GTの楽曲の空耳を募集するコーナー。
ミヒトーーク: 「アメトーーク」のパロディで、テーマに沿ってトークするコーナー。
たーたんのコーナー: hirokoの妹が言いそうな厳しい言葉を募集するコーナー。
一人ラジマルGT: hirokoまたはmiyakeのみが出演する回がありました。
miyakeの孫の手: miyakeが気になったことや仕事現場を紹介するコーナー。
みつおだもの: 相田みつを風のポエムを募集するコーナー。

ゲスト出演

番組には、mihimaru GTと同じ事務所のアーティストをはじめ、様々なゲストが登場しました。SHORT LEG SUMMER、エイジアエンジニア、2BACKKA、TRIPLANE、SOFFet、甲斐名都、TSUYOSHI、THE LOOSE DOGS、m.o.v.e、ET-KING、玉木宏、ゾマホン、AZU、伊藤一朗（Every Little Thing）、Crystal Boy、HOME MADE家族など、多くのアーティストが番組を盛り上げました。

公開録音

2008年5月28日にはクルージング船、2009年8月5日には三浦海岸の「ロックの学園サマースクール」で公開録音が行われました。

ネット局と放送時間

番組は全国のJFN系列のラジオ局で放送されましたが、放送日時や放送時間は地域によって大きく異なりました。2009年4月時点でのネット局は、FM岩手、FM秋田、FM山形、FMぐんま、RADIO BERRY、ふくしまFM、FM-NIIGATA、FMとやま、Radio80、radio CUBE FM三重、e-radio、FMOSAKA、KISS-FM KOBE、V-air、FM岡山、FMY、FM香川、FMとくしま、Hi-Six、FMS、エフエムクマモト、fm nagasaki、Air-Radio FM88、JOY FMなどです。

活動休止後の特別番組

mihimaru GTの活動休止後、2013年8月31日以降、JFNの『ツキイチMUSIK』の放送枠で特別番組として復活。55分の拡大版で放送されました。

備考

mihimaru GTのオリジナルアルバム「mihimarise」「mihimalogy」「mihimalight」には、本番組の傑作トーク集が収録されています。

「ラジマルGT」は、mihimaru GTの音楽とパーソナリティの魅力が存分に発揮された、リスナーとの距離が近いラジオ番組でした。番組を通じて多くのリスナーに愛され、その名残は現在もアルバムに刻まれています。

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