Mink (日本人歌手)

Mink（ミンク）

ミンクは、1974年7月24日に福井県鯖江市に生まれた日本の女性ボーカリストで、本名は山本実枝（やまもと みえ）です。彼女は1990年代に音楽シーンで活躍し、現在は水梨実枝（みずなし みえ）という名義でも活動しています。血液型はO型で、福井県立福井商業高等学校を卒業しています。名前の「Mink」は本名から派生したもので、本人はその由来を面白おかしく語っています。

来歴

ミンクの音楽キャリアは、1991年に彼女がビクターエンタテインメントからシングル『スウィート・ラブ』でデビューしたことから始まります。デビューの翌年には、第2回NHK新人歌謡コンテストでグランプリを受賞し、瞬く間に注目を浴びるようになった。その後、1995年にレコード会社をTMCに移し、ミンクという新しいアーティスト名に変更しました。最初のシングルとしてリリースされた『ぜったいきっと好き』は、テレビドラマの主題歌としても使用され、彼女の名を一層広める要因となりました。

音楽活動にとどまらず、彼女はラジオパーソナリティやレポーターとしても経験を積み、特にホリプロに在籍していた時期には多様なメディアでの露出がありました。1997年には名古屋で開催されたマンモスフリーマーケットのイベントにゲスト出演し、広く観客に支持されました。2001年には、福井県の地域イベント「SABAEみんなのフェスティバル」にボランティアで参加し、テーマ曲『サバ☆サバ☆サンバ！』を披露しました。

私生活では、2002年に結婚し、現在は2児の母として家庭を支えています。子育てをしながら、作詞・作曲に意欲を注ぎ、実力派のママアーティストとして新たな世界を切り拓いています。彼女は自らの音楽を通じて、育児とアーティスト活動の両立を模索し続けており、多くのファンにその姿勢が共感を呼んでいます。

ディスコグラフィー

シングル

山本実枝名義
1. スウィート・ラブ （C/W『ひとりぼっちのヒーローとさみしがりやのヒロイン』） - オリコン最高30位
フジテレビ系ドラマの挿入歌で、ランディー・クロフォードの曲を日本語でカバー。
2. MY GRADUATION ～未来～（C/W『あなたに出会うため』）
3. 孤独の戦士（C/W『ゲッタウェイ』）
4. 夜に迷って（C/W『あの夏の日』）

Mink名義
1. ぜったいきっと好き（C/W『あしたがほほえむ』） - オリコン最高39位
TBS系ドラマ『毎度おジャマしまぁす』主題歌。
2. この夏は黙っちゃいない（C/W『LITTLE GIRL』）
3. 砂時計が途切れても（C/W『もう一度』）

アルバム

山本実枝名義

• - スウィート・ラブ／とどかぬ想い～山本実枝ファースト～
• - ノー・モア・バッド
• - Ballad Renaissance

Mink名義

• - Mink

彼女の音楽は、バラエティに富んだスタイルと深い感情を持ち、聴く人々に強い印象を与えています。ミンクの活躍は音楽シーンだけでなく、彼女の人間的魅力を通じても光り輝いています。

もう一度検索