Misty (島谷ひとみのアルバム)

アルバム『misty』の紹介

『misty』は、日本の女性シンガーである島谷ひとみの9枚目のオリジナルアルバムで、2018年の11月28日にリリースされました。このアルバムは、1980年代から1990年代の音楽スタイルであるシティポップスを基盤にしており、懐かしさと新しさを融合させた作品となっています。特に本作は、島谷自身が初めてアルバムタイトルを決定したことでも注目されています。

コンセプトとタイトル

アルバムのタイトル「misty」は、音楽のテーマや雰囲気を反映したもので、曖昧で幻想的な映像を喚起させます。島谷は、このタイトルに込めた思いやアルバム全体のコンセプトについて、非常に熱心に語っています。彼女が描く「misty」は、音楽を通じて聴く人々にさまざまな感情や情景を伝えられるような、繊細でありながら力強いメッセージが込められています。

リード曲「Vivace!」の魅力

本アルバムのリードトラック「Vivace!」は、ラテンのリズムを感じるアップテンポな楽曲で、島谷自身が「アルバムの中で一番元気のある」明るい曲と紹介しています。この曲はダンスナンバーとしても非常にダンスしやすく、ミュージックビデオにはDA PUMPのTOMOが振り付けを担当しました。TOMOは、現在のアメリカのトレンドを取り入れ、ハーレムシェイクやミリーロックダンス、さらにTikTokで話題のダンスを融合させることで、曲の魅力を引き立てています。

ショートムービーとビジュアル

『misty』の発売に伴い、約12分にわたるショートムービー「musical short Movie『misty』」も制作され、GYAO!にて配信されました。この映像作品では、映画『カメラを止めるな!』で主演した濱津隆之と、その主題歌を歌った山本真由美が出演し、彼らの恋物語を描く中で島谷が神秘的な女神の役を演じています。この映画スタイルの撮影手法が、視覚的にも非常に印象的で、ストーリーをより深く楽しむことができます。

アルバムの収録曲

アルバムには全8曲が収められており、その中には:

• - misty (1:45)

作曲・編曲：ツタナオヒコ

• - Vivace! (4:13)

作詞：sorano / 作曲：斉門 / 編曲：Yamachi

• - Golden Lady (3:59)

作詞：木村友威 / 作曲・編曲：藤谷一郎

• - gentle rain (5:26)

作詞・作曲：斉門 / 編曲：春川仁志

• - LOVE (4:12)

作詞：Safari Natsukawa / 作曲・編曲：春川仁志

• - Cinderella (4:44)

作詞：木村友威 / 作曲・編曲：佐々木章

• - Fragile (5:03)

作詞・作曲・編曲：安部純

• - The Bright Side (3:33)

作詞：sorano / 作曲・編曲：Naohiko Tsuta

• - sabão (5:20)

作詞：睦 / 作曲・編曲：井出泰彰

さらに、特典としてDVDには「Vivace!」および「Golden Lady」のミュージッククリップも収録されています。これらの映像作品により、アルバム全体の世界観や各楽曲の魅力をビジュアル的に堪能することができ、視聴者に新たな体験を提供しています。

『misty』は、島谷ひとみが音楽の中で大切にしているメッセージや感情が込められた、聴き応えのある作品です。

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