NAO (格闘家)

NAO（ナオ）について

NAO（ナオ）は1997年7月19日生まれの日本の男性キックボクサーであり、ダンサーでもあります。兵庫県尼崎市出身で、現在はサイガジムに所属し、格闘技の世界で活躍しています。2024年には、BreakingDownという格闘技イベントで初代ライト級王者に輝くという偉業を成し遂げています。

来歴

NAOのスポーツキャリアは多岐にわたります。中学生から高校生時代にはバスケットボールに情熱を注ぎ、大学に入学後は独学でアクロバットに取り組むようになりました。彼は2020年に大学を卒業した後、アクロバットパフォーマンスをイベントで披露しながら生活していきました。しかし、コロナ禍に見舞われると仕事が減少し、彼は新たな道を模索することとなります。その際、アクロバットを通じて出会ったダンサーのREOからオーディションの話を持ちかけられ、見事に合格を果たしました。これにより、Dリーグのダンスチーム「フルキャスト レイザーズ」に参加し、21-22 SEASONをもってそのチームを卒業しました。

BreakingDownへの挑戦

NAOは、格闘技に対する情熱を抱えながら、BreakingDownの一員として活動することを決意します。彼は「橋本七生」という名前で『BreakingDown11』のオーディションに参加しました。そこで、スパーリングを通じてボクサーの加々田優人をKOし、自身の実力を強く印象づけました。

2024年2月、NAOは『BreakingDown11』の本戦に初めて出場し、インターハイでの優勝経験を持つ柔道家・有馬雄生とMMAルールで対戦しました。試合は延長戦に突入し、5-0の判定でNAOが勝利を収めました。この勝利が NAO のキャリアの大きな転機となり、その後の試合でも目覚ましい成果を上げることとなります。

同年6月と9月に行われた『BreakingDown12』と『BreakingDown13』では、「BreakingDown初代ライト級王座決定トーナメント」が行われ、NAOは見事に優勝を果たし、初代ライト級王者となりました。トーナメントでは、まず喧嘩自慢の江口響に判定勝利を収め、その後、韓国の格闘家ミスター・ホンデに延長判定で勝利、さらに準決勝では無敗同士の「たつ」に延長1ラウンドでKO勝ちを収めました。そして決勝戦では元東洋太平洋バンタム級王者であるボクサー、山本隆寛と対戦し、5-0の判定勝利を収めてタイトルを獲得しました。

人物情報

NAOは競技者としての姿だけでなく、ダンサーとしても魅力的なパフォーマーです。彼はBreakingDownの公式YouTubeチャンネルで試合前の密着動画に登場するなど、ファンとのつながりを大切にしています。

戦績

NAOはアマチュアキックボクシングでの戦績を5戦5勝0敗（2KO）という素晴らしい成績で収めています。また、アマチュア総合格闘技でも着実にステップアップを果たし、多くの注目を集めています。

獲得タイトル

• - 初代BreakingDownライト級王者（2024）

NAOの挑戦はまだ始まったばかりです。今後、彼の活躍から目が離せません。

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