NAO (格闘家)

NAO：バスケットからキックボクシングへ至る軌跡

1997年生まれのNAOは、兵庫県尼崎市出身のキックボクサーであり、ダンサーでもあります。高校時代はバスケットボールに打ち込み、大学入学を機に独学でアクロバットを始めました。大学卒業後の2020年からは、アクロバットパフォーマンスで生計を立てていましたが、コロナ禍の影響で仕事が減少。そんな中、新たな転機が訪れます。

アクロバットを通じて知り合ったダンサー、REOからの誘いを受け、オーディションを経てダンスリーグ「Dリーグ」のチーム「フルキャスト レイザーズ」に加入。チームの一員として活躍した後、21-22シーズンをもってチームを卒業しました。

BreakingDownでの活躍：初代ライト級王者への道

NAOの格闘技人生は、BreakingDownへの参加から大きく変わります。当初は「橋本七生」名義で『BreakingDown11』のオーディションに参加。そこで見せた卓越した実力、特にスパーリングでのKO勝利は大きなインパクトを与えました。

『BreakingDown11』の本戦では、インターハイ優勝経験を持つ柔道家・有馬雄生と対戦。MMAルールの一戦は延長戦にもつれ込みましたが、NAOは見事5-0の判定勝利を収め、格闘家としての才能を証明しました。

真の実力は、続く『BreakingDown12』、『BreakingDown13』で開催された初代ライト級王座決定トーナメントで発揮されます。喧嘩自慢の江口響をオーディションで下し、トーナメント出場権を獲得。1回戦では韓国の格闘家ミスター・ホンデを延長判定で撃破、準決勝では無敗の強豪「たつ」を延長ラウンドでKO勝利。そして決勝では元東洋太平洋バンタム級王者の山本隆寛を相手に、再び5-0の判定で勝利し、初代ライト級王者に輝きました。

各試合でNAOは、高度なアクロバットスキルと格闘技スキルを融合した独自のファイトスタイルで観客を魅了しました。その戦績は、彼の努力と才能を如実に物語っています。

NAOの人物像：才能と努力の結晶

BreakingDown公式YouTubeチャンネルでは、ライト級トーナメントに向けたNAOの密着動画が公開されています。動画からは、彼のストイックな練習風景や、試合への強い覚悟が伝わってきます。

バスケットボール、アクロバット、そしてキックボクシングと、異なる分野で培ってきた経験と才能が、NAOという格闘家を形作っています。彼は、常に挑戦を続け、努力を怠らない、真のプロフェッショナルです。そのひたむきな姿勢は、多くの人々から共感と尊敬を集めています。

NAOの今後の活躍にも、目が離せません。

戦績:
アマチュアキックボクシング戦績（詳細不明）
アマチュア総合格闘技戦績（詳細不明）

獲得タイトル:
初代BreakingDownライト級王者 (2024年)

SNS:
X（旧Twitter）: @ __70nao70
* Instagram: @nao_hashimoto_

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