NEW WORLD (BACK-ONのアルバム)

アルバム『NEW WORLD』

「NEW WORLD」は、日本のロックバンドBACK-ONによる4枚目のミニアルバムです。2006年11月22日にcutting edgeからリリースされ、彼らの音楽キャリアにおいて特別な意味を持つ作品となりました。

アートワークと背景

このアルバムのジャケット写真は、台場で撮影されたもので、その独特なロケーションが作品のイメージに強く影響を与えています。また、このアルバムは、ドラム担当だったMACCHINが脱退する前の最後の作品でもあり、ファンにとっても感慨深いものとなりました。

収録曲の構成

アルバムには、全曲がTEEDAとKENJI03によって作詞され、BACK-ONが作曲、プロデュースはJINが手掛けています。収録曲は以下の通りです：

1. NEW WORLD [3:12]
今作のリード曲であり、ミュージックビデオも制作されています。この曲は、後にフルアルバム『YES!!!』にも収録されており、聴く者に強い印象を残します。

2. Chain (Album Mix) [3:41]
こちらは、初シングルのアルバムバージョンとなっており、ノイズが追加されているため、原曲とは少し異なる雰囲気が楽しめます。

3. RAIN [4:03]
この曲はアルバムの中で特に印象的なバラードです。感情豊かな歌声がリスナーの心を打ちます。

4. ヒカリサスホウ [3:38]
アニメ『MURDER PRINCESS』のオープニングテーマとして知られていますが、本アルバムに収録されたバージョンは、アニメ用に編集された特別なものであり、元のスプリット・アルバム『Survive』に収められたフルサイズとは異なります。ちなみに、CD化はされていないものの、後に『YES!!!』でも再び聴くことができます。また、このトラックの2番のサビ後にはTEEDAのラップが新たに入っていますが、歌詞カードには記載されていないのが興味深い点です。

5. DRIVE [2:50]
こちらも『YES!!!』に収録されており、エネルギッシュな演奏が特徴の一曲です。次年度にリリースされた『Butterfly』の「首都高 REMIX」にも収められています。

6. Make Some Noise [3:29]
この曲は、特にライブパフォーマンスを意識した作りになっており、サビに裏歌詞が盛り込まれている点がユニークです。パフォーマンスの際には、観客を巻き込むダイナミックな要素が強調されています。

まとめ

アルバム『NEW WORLD』は、BACK-ONの音楽の進化を示す重要な作品であり、ファンに愛され続けています。それぞれのトラックが彼らの個性や音楽的な実験を反映しており、リスナーにとって新たな発見がある一枚となっています。このアルバムを通じて、BACK-ONはさらに多くのファンを獲得することとなるでしょう。

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