NNA (企業)

株式会社NNA：アジア経済を網羅する情報発信企業

株式会社NNAは、1989年8月に香港で「WIN HONEST PLANNING LIMITED」として創業した、アジア経済専門の情報提供企業です。共同通信社のグループ会社として、現在では日本を含むアジア地域を中心に、幅広い経済情報を日本語で配信しています。

グローバルな情報ネットワーク

NNAは、東京、北九州といった国内拠点に加え、韓国、香港、台湾、上海、北京、広州、シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ベトナム、インド、カンボジアなど、アジア13カ国以上に現地法人や事務所を展開。オーストラリアや英国の企業とも提携することで、広範なネットワークを構築し、多角的な視点からの情報収集と配信を実現しています。約190名の編集記者、営業担当、現地職員が、日々最新の情報を収集し、発信しています。

多様な情報発信媒体

NNAは、ウェブサイト「NNA.ASIA」や「NNA Business News」をはじめ、多様な媒体を通じて情報を発信しています。

日刊ニュース：「The Daily NNA」シリーズ：アジア各国、主要産業別に特化したニュースを提供。自動車、電機・電子・IT、食品・医薬など、各産業の動向を詳細にカバーしています。
週刊ニュース：「The Weekly NNA」シリーズ：より深く、多角的な分析に基づいた、アジア経済の動向を解説しています。
その他媒体: 「NNAアジアビジネスデータバンク」などの会員向けデータベースも提供し、多様なニーズに対応しています。
47NEWSとの連携: 共同通信社と連携し、47NEWS アジア経済ニュースサイトでもNNAの主要ニュースが掲載されています。

企業沿革：アジア経済の変遷と共に発展

NNAは、香港創業後、マレーシア、タイ、シンガポールへと事業を拡大。1995年には社名を「ニュースネット・アジア」に変更し、その後もフィリピン、インドネシア、中国、台湾、韓国など、アジア各地へ進出を続けました。

1997年のアジア通貨危機を機に、本社機能を香港から東京へ移管。その後もオーストラリア、英国へ進出するなど、グローバル展開を加速させ、2011年には共同通信社の連結子会社となりました。2019年には、現在の社名である「株式会社NNA」に変更しています。

共同通信グループとの連携

共同通信社のグループ会社となったことで、NNAは共同通信社との緊密な連携のもと、より質の高い情報を提供できる体制を構築しています。一部の支社・現地法人は共同通信社の支局と事実上一体化しており、共同通信社から派遣された特派員が一般ニュースの取材に専念する一方、経済ニュースの取材や、現地の日系企業への営業活動はNNAが担当するなど、役割分担が行われています。

未来へ向けた展望

NNAは、今後もアジア経済の動向をいち早く捉え、的確な情報を提供することにより、日系企業のアジア展開を支援し続けます。多様な媒体やネットワークを活用し、変化の激しいアジア経済において、信頼できる情報源として、その役割を担い続けていくでしょう。

もう一度検索