Nine Track Mind

『Nine Track Mind』（ナイン・トラック・マインド）は、アメリカのシンガーソングライター、チャーリー・プースが2016年1月29日にワーナーミュージックジャパンからリリースしたデビューアルバムです。当初は2015年11月6日に発売予定でしたが、延期されました。プース自身が全曲のプロデュースを手掛けています。

アルバムは、アメリカのBillboard 200で最高6位を記録しましたが、Metacriticでは100点満点中37点と、批評家からは否定的な評価を受けました。また、批評家サイトではワースト15位にランクインするなど、厳しい評価が目立ちました。

しかし、シングルカットされた楽曲は、世界中でヒットを記録しました。メーガン・トレイナーをフィーチャーした「Marvin Gaye」は、2015年2月10日にリリースされ、Billboard Hot 100をはじめ、フランス、アイルランド、ニュージーランド、イギリスなど、各国のチャートで上位にランクインしました。2枚目のシングル「One Call Away」は、2015年8月20日にリリースされ、Billboard Hot 100で12位まで上昇しました。2016年には、セレーナ・ゴメスをフィーチャーした3枚目のシングル「We Don't Talk Anymore」がリリースされ、Billboard Hot 100で9位を記録しました。

アルバムのトラックリストは、2015年12月11日に決定されました。当初のトラックリストから「Know Your Name」と「Hard」が削除され、代わりに「Dangerously」と「We Don't Talk Anymore」が収録されました。また、日本盤に収録予定だった「I Won't Tell A Soul」も最終的に削除されました。

プースは、2016年3月にはこのアルバムを引っ提げてNine Track Mind Tourを開始しました。さらに、同年11月11日には、新曲3曲「River」「Does It Feel」「Nothing But Trouble (Instagram Models) (Dance Remix)」を含むデラックスエディションがリリースされています。

シングル/ミュージックビデオ

アルバムからは、「Marvin Gaye」が2015年2月10日にファーストシングルとして、「One Call Away」が2015年8月4日にセカンドシングルとしてリリースされました。また、2015年5月11日には、「We Don't Talk Anymore」が3枚目のシングルとしてリリースされました。この曲には、セレーナ・ゴメスがボーカルで参加しています。

ミュージックビデオでは、2016年2月19日に「Suffer」のリミックスバージョンがオースティン・スターレット・ウィンチェル監督によって公開され、同年11月2日には「Dangerously」のミュージックビデオも公開されました。

収録曲

1. One Call Away
2. Dangerously
3. Marvin Gaye (feat. Meghan Trainor)
4. Losing My Mind
5. We Don't Talk Anymore (feat. Selena Gomez)
6. My Gospel
7. Up All Night
8. Left Right Left
9. Then There's You
10. Suffer
11. As You Are (feat. Shy Carter)

参加者

チャーリー・プース – リードボーカル
メーガン・トレイナー – フィーチャードアーティスト (マーヴィン・ゲイ)
セレーナ・ゴメス – フィーチャードアーティスト (ウィー・ドント・トーク・エニモア)
シャイ・カーター – フィーチャードアーティスト (アズ・ユー・アー)
Red Triangle – プロデューサー
Andrew Cedar – プロデューサー
Geoffrey Earley – プロデューサー
Justin "DJ Frank E" Franks – プロデューサー

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