OASISひろば21

OASISひろば21

OASISひろば21（オアシスひろばにじゅういち）は、大分県大分市の高砂町に位置する多目的複合施設です。1998年に完成し、高さは101.17mで、大分市内で最も高い建物として知られています。この施設は、文化的なイベントやビジネス用途に利用され、多くの人々が訪れる場となっています。

概要

OASISひろば21は、ホール、ホテル、オフィスなどが一体となった設計が特徴で、かつての大分県立芸術会館や旧NHK[[大分放送局]]に代わる中心的な施設として開発されました。その名前「OASIS」は「Oita ASia International Square」の略で、当時の大分県知事である平松守彦が名付けました。なお、この施設の管理は財団法人大分県文化スポーツ振興財団および株式会社エフ・ティー・シー大分が行っています。

年間で約180万人の訪問者があり、300件以上の公演が行われる等、活発な交流がなされています。このように、多岐にわたる施設を抱えるOASISひろば21は、地域の文化発展に大きく寄与しています。

建物は21階建てで、全体として大分県立総合文化センター、オアシスタワー（ホテル、オフィス、商業施設）、NHK大分放送会館の三つのエリアに分かれていますが、実際には空間的に連携して利用されています。その中で、文化センターは、酒造メーカーの三和酒類が取得した命名権により「iichiko 総合文化センター」として知られています。

主な施設

OASISひろば21内には多様な施設が存在しており、主なものとして以下が挙げられます。

• - iichiko 総合文化センター
• - iichiko グランシアタ
• - iichiko 音の泉ホール
• - 文化情報ラウンジ
• - 国際交流プラザ
• - 県民ギャラリー
• - オアシスモール
• - ホテル日航大分 オアシスタワー など。

また、地下と屋外には合計で約500台分の駐車スペースも完備されており、訪れる人々にとって便利なアクセスが確保されています。

アクセス

OASISひろば21は、大分市街地の中心部からは徒歩で約10分から15分の距離にあり、アクセスも良好です。大分駅からは地下道やアーケード商店街を通ることで、雨の日でも濡れずに行くことが可能です。また、周辺には路線バスの停留所も配置されていて、公共交通機関でのアクセスも便利です。

このように、OASISひろば21はただの建物ではなく、地域文化の発信やビジネス交流の場として、さまざまな役割を果たしている重要な施設です。大分市に訪れた際には、ぜひその活気あふれる空間を体験してみてください。

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