OHK報道センター6:00

『OHK報道センター6:00』の概要

『OHK報道センター6:00』は、岡山放送が1984年10月1日から1988年3月31日まで月曜日から金曜日の夕方に放送していたローカルニュース番組です。正式には『FNN OHK報道センター6:00』と称され、全国ニュースの枠の一部として岡山県と香川県を対象にした内容が特徴でした。土曜日の夕方には『FNNニュースレポート6:00』、日曜日には『FNNニュースレポート5:30』がそれぞれ放送され、土日には『OHKニュース』がローカル枠として展開されました。

番組の設立背景

この番組は、全国的なニュース番組である『FNNスーパータイム』の放送開始に合わせて、前番組であった『OHK6:30』を1時間延長し、タイトルやセットも一新してスタートしました。新たなセットデザインには、フジテレビのスタジオと同様に「FNN」の看板が掲げられるなど、全国系のイメージを強調しました。

放送当初の課題

放送開始当初は、全国とローカルの接続において飛び乗りや飛び降りのタイミングがうまく合わず、ヘッドラインや挨拶の部分がカットされることが頻繁に発生しました。また、使用される効果音や音楽は『FNNスーパータイム』に基づいていましたが、数点の相違がありました。例えば、オープニング後に切り替わる音楽はFNN版のCM明けの音楽に変更されており、一部の映像が東京からの映像に接続される際の演出も工夫されていました。

音楽とCMジングルの特徴

全国パートからローカルパートに移行する際のBGMに関しては、同じ音楽が使用されていましたが、ローカルパートに入る際には音楽が再度頭から流れるという独自の演出がなされていました。また、CMジングルについては、全国パートとローカルパートで異なる短縮版が使用され、視聴者に新鮮さを提供する狙いがありました。

改善と進化

これらの課題は時間と共に改善され、特に番組名が『OHKスーパータイム』に改題された際には、視聴体験が格段に向上しました。番組の内容や進行においても多くの工夫が凝らされ、視聴者にとってより魅力的なニュース番組として位置付けられました。

放送時間とキャスター

『OHK報道センター6:00』は、1984年10月から1988年3月まで、月曜日から金曜日の18:00から19:00に放送されていました。主なキャスターには柴田務さんを始めとするメンバーが並んでいました。

オープニング

オープニングでは、地球のCG映像を使用し、FNNのクレジットが流れた後に“OHK報道センター6:00”のタイトルとスポンサーの情報が表示されます。次に岡山のスタジオからキャスターの挨拶が行われ、東京からの映像へと接続されてヘッドラインがスタートします。

関連項目

この番組は後の『OHKスーパータイム』や、前番組『OHK6:30』とも関連が深く、地域に密着した情報提供の重要な役割を果たしていました。また、全国ニュースを地方に伝える役割を担ったことで、地方放送の重要性を改めて認識させる機会となりました。

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