OPERATION7

『OPERATION7』は、韓国のデベロッパーPark E.S.Mが開発したオンラインFPS（ファーストパーソン・シューティング）ゲームです。韓国ではMGameがサービスを提供し、日本ではエムゲームジャパンが運営を行っていました。2008年7月にランディングサイトがオープンし、同年8月にはオープンβテストが開始されました。

リアリズムを追求したゲームシステム

本作は、徹底的なリアリズムの追求を開発ポリシーとしています。特徴的なのは、銃器の照準モードをはじめ、リーン（覗き込み）、ダッシュ、ジャンプといった戦闘におけるさまざまな動作が再現されている点です。さらに、ダッシュやジャンプにはスタミナ消費の概念を導入し、より現実に近いゲームプレイを実現しています。

武器組立システム「W.A.S.」

本作の大きな特徴の一つが、「W.A.S.（武器組立システム）」です。これは、現実の銃器と同様に、バレル、グリップ、サイト、ハンドガード、マガジン、ストックの6つの部位を自由に組み合わせて、自分好みの銃を作り上げることができるシステムです。パーツを交換することで、性能だけでなく見た目も変化させることが可能です。

特殊動作によるリアルな戦闘

特殊動作もまた、本作のリアリティを追求する上で重要な要素です。エイムモードによる精密射撃や、狙撃時の息止めによる手ブレ軽減など、現実に近いアクションが可能です。また、グレネード爆発時の特殊効果もリアリティを高めています。爆発範囲内で被弾した場合、視覚と聴覚に一時的な障害が発生し、スプリントやジャンプも不可能になるため、戦況判断に大きな影響を与えます。

キャラクターカスタマイズ

プレイヤーは、アバターシステムを通じてキャラクターの外見を自由にカスタマイズできます。髪型、ジャケット、ズボン、ゴーグル、バッグなどを変更し、自分だけのオリジナルキャラクターを作り上げることが可能です。マップに合わせた迷彩服を着用すれば、カモフラージュ効果も期待できます。

実在の地域をモデルにしたマップ

戦場となるマップは、実在の地域をモデルにしています。特に、日本の渋谷をモデルとしたマップは、現地で録音された環境音が使用されており、臨場感あふれる戦闘を楽しむことができます。

その他の特徴

武器には、メンテナンスを怠るとジャム（排莢不良）が発生するといったリアルな要素も盛り込まれています。また、独自の不正プログラム検出システムを採用しているため、他の基本無料オンラインゲームと比較して、PCへの負荷が比較的軽いのも特徴です。なお、無料オンラインFPSゲームの慣例として、銃の名称は一部変更されています（例：colt → kolt）。

武器

以下に、ゲーム内の主な武器カテゴリーと、その代表的なモデルを記載します。

メイン武器

初期装備としてK2自動小銃が与えられます。耐久度が減らない代わりにカスタマイズはできません。

サブマシンガン
MP5系
UMP系
P90系
Bizon系
M11系
MP9系
Spectre系
MP7系

ショットガン
PM5系
SPAS15系

アサルトライフル
M4/M16系
AK74系
G36系
AUG系
HK416系
FAMAS系
M14系
89式小銃系
FN FAL系
SA80系

スナイパーライフル
L96A1系
M24系
SR25系
FN SPR系
SVD系

ライトマシンガン
M249系
M60系
MG3系
MG4系

サブ武器

Beretta系
SIG系
COLT系
Ingram系
IMI系
Mossberg系
GLOCK系（イベント報酬でのみ入手可能）

装備

手榴弾
破片手榴弾（MK2, M61, M67）
閃光手榴弾（XM84）
煙幕手榴弾（AN-M8, M18）
ナイフ
Uzi ZF knife
Kobra Knife
Hunting Khukuri
Machete
Hand Axe
KA-BAR

外部リンク

* 4gamer

もう一度検索