OPUS 21

『OPUS 21』（オーパス・トゥエンティワン）は、杏里の8作目のベスト・アルバムとして1995年9月1日にフォーライフ・レコードから発売されました。このアルバムは、彼女の数々の楽曲の中からバラードに焦点を当て、全曲新録で構成されたバラード・ベスト・アルバムです。2枚組仕様となっており、杏里の歌声とバラード曲の魅力が存分に楽しめる作品となっています。

概要

『OPUS 21』は、杏里がこれまでに発表してきたバラード楽曲の中から選りすぐりの楽曲を収録し、新たにレコーディングされたアルバムです。バラード曲に特化することで、杏里の表現力豊かな歌声と楽曲の持つ情感がより際立っています。

初回限定盤

初回限定盤は50万セット限定で、特別BOX仕様となっています。豪華フォトブックレットに加え、未発表曲「ハートのRING A BELL」を収録した8センチCDが特典として封入されています。この未発表曲は、ファンにとっては貴重なアイテムとなっています。

収録曲

このアルバムは2枚のディスクで構成されており、それぞれ以下の楽曲が収録されています。

Disc 1

1. 砂浜
2. ONE〜愛はふたりの言葉だから〜
3. 霧雨に消えてゆく
4. WHO KNOWS MY LONELINESS?
5. SHOO-BE DOO-BE MY BOY
6. GOOD-NIGHT FOR YOU
7. EDGE OF HEAVEN
8. LANI〜Heavenly Garden〜
9. 晩夏の恋人たちへ
10. SUMMER CANDLES
11. MOON IN THE RAIN
12. CHRISTMAS CALENDAR
13. さよならシングル・デイズ

Disc 2

1. 最後のSHOOTING STAR'
2. スノーフレイクの街角
3. OASIS
4. LOVE LETTERS
5. DREAMING
6. P.S. 言葉にならない
7. 夕なぎ
8. LOVERS ON VENUS
9. ST. IMAGINATION
10. D.J. I LOVE YOU
11. CURTAIN CALL
12. YOU ARE NOT ALONE

Disc 3 (初回盤のみ)

1. ハートのRING A BELL

楽曲解説 (一部)

* ハートのRING A BELL: 東京テレメッセージのCMソングとして使用された楽曲。歌詞には、当時流行していたポケットベルの英語表記である「beeper」が登場します。

制作

収録曲の作詞は吉元由美が担当（一部例外あり）、作曲はANRIが担当しています（一部例外あり）。編曲は小倉泰治が中心となって担当しており、楽曲によってClaude Gaudette、Richie Vanilla、井上鑑、Robby Buchananなどが参加しています。また、ストリングス・アレンジメントは小倉泰治とDavid Campbellが担当した楽曲もあります。

『OPUS 21』は、杏里のバラード曲の魅力を凝縮した作品であり、彼女の音楽性を深く理解するための重要なアルバムと言えるでしょう。

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