小倉泰治

小倉泰治：日本の音楽シーンを彩るマルチプレイヤー

小倉泰治氏は、日本の音楽業界において重要な役割を担う、実力派の編曲家、キーボーディスト、そして音楽プロデューサーです。1980年代に角松敏生氏との出会いをきっかけに、その才能が開花しました。

杏里との長期にわたるコラボレーション

特に、シンガーソングライター杏里氏とのコラボレーションは、小倉氏のキャリアにおいて大きな部分を占めています。当初はコーラスアレンジで参加していましたが、1985年のアルバム『WAVE』で編曲を担当。続く『MYSTIQUE』からは本格的に編曲家として携わり、1988年の『BOOGIE WOOGIE MAINLAND』からは音楽プロデューサーとしての役割も担うようになりました。『Smooth ＆ Groove』(2015年)まで、実に20年以上にわたる長期に渡るパートナーシップを築き、数多くのヒット作品を生み出しました。

多様なアーティストとの共演とプロデュース

杏里氏以外にも、小倉氏は幅広いアーティストの作品に携わっています。中山美穂氏、観月ありさ氏といった人気アーティストの楽曲の編曲やプロデュースを手掛けたほか、和田アキ子氏などの作品にも参加しています。

その活動は編曲やプロデュースにとどまりません。織田裕二氏、青山テルマ氏、平原綾香氏などのバックバンドメンバーとしても活動し、近年ではEXILE、EXILE ATSUSHIのバンドメンバーとしても参加。第一線で活躍し続ける姿は、音楽界からの信頼の厚さを示しています。

最新の活動と音楽性の広がり

近年では、サクソフォーン奏者朝本千可氏とのコラボレーションライブを開催するなど、新たな試みにも積極的に挑戦しています。これは、小倉氏の音楽的な探究心と、常に新しい表現方法を探求する姿勢を示しています。

小倉泰治氏が参加した主な作品

小倉泰治氏の多岐にわたる活動は、彼の類まれな才能と幅広い音楽性を物語っています。彼は、数多くのアーティストの作品に携わり、日本の音楽シーンに大きな貢献を果たしてきました。以下に、彼が参加した主な作品の一部を挙げます。

杏里:
WAVE
MYSTIQUE
SUMMER FAREWELLS
meditation
BOOGIE WOOGIE MAINLAND
CIRCUIT of RAINBOW
MIND CRUISIN'
NEUTRAL
MOANA LANI
1/2&1/2
Angel Whisper
TWIN SOUL
MOONLIT SUMMER TALES
EVER BLUE
The Beach House
My Music
Sol
Smooth & Groove
そしてその他多数

中山美穂:
Virgin Eyes

観月ありさ:
* さよならの贈りもの

小倉泰治氏の今後の活動にも、目が離せません。

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