Oh my ZEPP/PRETTY IN PINK FLAMINGO

『Oh my ZEPP/PRETTY IN PINK FLAMINGO』は、BEAT CRUSADERSが2009年6月10日にDefSTAR RECORDSからリリースしたライブDVDです（ブルーレイディスク盤は2009年9月9日発売）。

本作は、彼らにとって初のライブDVDであり、映像作品としては前作から4年ぶりのリリースとなりました。ベスト・アルバム『VERY BEST CRUSADERS』を引っさげて行われたツアー「Oh my ZEPP」の模様と、オリジナルドラマ『PRETTY IN PINK FLAMINGO』が収録されています。

ライブパート「Oh my ZEPP」では、『VERY BEST CRUSADERS』に収録されている楽曲を中心に、彼らの代表曲を多数演奏。ライブ恒例の「おま○コール」も収録されています（一部規制あり）。

ドラマパート『PRETTY IN PINK FLAMINGO』は、都会でデビューを目指すビート・パンクバンド「THE ARMORTELLUS」（ジ・アマテラス）の物語。メンバーは、リーダーの偽村亨（ギムラー）、中禅寺夏彦（ゼンジー）、下島竜平太（リュウヘイ）、角田誠治（カクザイモ）、田中凡造（ボンゾウ）の5人。ギムラーの義妹ユウキが上京してきたことをきっかけに、彼らの活動に変化が訪れます。サニーレコード社長・沖田四郎は、ギムラーの才能を見抜き、彼をソロとしてデビューさせようと目論みます。沖田はアマテラスに「バンド勝ち抜き合戦に優勝し、ZEPPでのライブをソールドアウト」という条件を突きつけます。

ドラマには、BEAT CRUSADERSのメンバーに加え、高橋瞳、谷桃子、木村世治など、豪華キャストが出演。YOUR SONG IS GOODのメンバーも多数参加しています。

劇中歌はドラマのために書き下ろされたもので、ヒダカトオルが作詞、BEAT CRUSADERSが作曲を担当した「THIS TIME/LAST TIME」や、木村世治が作詞・作曲した「Now I'm Here」「Rosy Day」、増子直純（怒髪天）が歌う「五月雨ゲッタウェイ」などが使用されています。

また、2009年9月9日には、ドラマで使用された劇中歌を集めたミニアルバム『PRETTY IN PINK FLAMINGO サウンドトラック』がリリースされました。このサウンドトラックには、高橋瞳×BEAT CRUSADERSによる「ウォーアイニー」が収録されています。この曲は、アニメ『銀魂』のエンディングテーマに起用されました。

BEAT CRUSADERSは2010年に解散したため、本作は彼らの活動中に発表された最後のアルバムとなりました。

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