怒髪天
怒髪天（どはつてん）
怒髪天は、日本のロックバンドで、テイチクエンタテインメントに所属しています。全メンバーが北海道出身で、自らの音楽を「JAPANESE R&E」（リズム&演歌）と称しています。1984年の結成から現在に至るまで、彼らの音楽は多くの人々に支持されています。
来歴
バンドは、1991年に日本クラウンからメジャーデビューしました。その前の1986年には一度解散したものの、増子直純と上原子友康を中心に再起を図り、新たなメンバーを加えて再出発。彼らは、ローリング・ストーンズやブルースの影響を受けつつも、RCサクセションやアナーキーなど、さまざまな音楽スタイルを取り入れています。その後、1996年には活動を一時休止し、1999年にインディーズとして活動を再開しました。
怒髪天のテレビドラマ『アストロ球団』では、挿入歌「アストロ球団応援歌」を提供し、最終回にはメンバーがカメオ出演を果たしています。2009年には結成25周年を迎え、本格的なブレイクを果たしました。その後、音楽フェスティバルにも多数出演し、一般的な知名度を高めています。
2010年には、数多くのアーティストからのメッセージが寄せられ、さらに注目されることになります。2011年には、関ジャニ∞のアルバムに楽曲を提供し、2014年には日本武道館で30周年記念ライブを開催しました。
2019年には、バンド結成35周年を迎え、北海道の民放局とNHKによる共同キャンペーン『One Hokkaido Project』のキャンペーンソングにも参加しています。しかし、2024年には、ベースの清水が解雇されたことが発表されました。
メンバー
増子 直純（ますこ なおずみ）
増子は、バンドのほとんどの楽曲で作詞を担当し、豊富な表現力でファンに強い印象を与えています。活動休止期間中には異なる職業を経験し、大人たちとの交流を通じて広い視野を得ました。彼はヘドラのフィギュアコレクターであり、ゲーム好きとしても知られています。
上原子 友康（かみはらこ ともやす）
友康は主に作曲を担当し、音楽性に大きな影響を与えています。高校時代から音楽活動を行っており、上京前は電電公社に勤務していました。彼の使用ギターは、音の立ち上がりが早いストラトキャスターです。
坂詰 克彦（さかづめ かつひこ）
坂詰はドラムを担当し、2014年にシングルでソロデビューを果たしました。
エピソード
怒髪天は、上京当初にバンドブームの終息を迎え、多くのライブハウスから受け入れを拒否されることがありましたが、一部の場所では温かく迎え入れられました。2001年からは長野市のライブハウスで毎年ワンマンライブを行っています。
まとめ
バンドとしての活動が続く中、怒髪天は音楽シーンにおいても重要な存在となり、そのスタイルを確立しています。今後の彼らのさらなる活躍にも多くの期待が寄せられます。
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