One and zero

『one and zero』は、andropが2012年12月5日にリリースした5枚目のアルバムです。ワーナーミュージック・ジャパンから発売されました。

前作『relight』から約1年3ヶ月ぶりのアルバムであり、andropにとって2作目のフルアルバムとなります。

アルバムタイトルの『one and zero』には、内澤崇仁（andropのボーカル・ギター）によると、「今までなかったものが生まれることを1、今まであったものが無くなることを0とすると、私たちは様々な1と0の間で生きている」という意味が込められています。これは、始まりと終わり、生と死、未来と過去、光と闇など、対になる概念を指しています。さらに、二進法のように、「1」と「0」の2つの数字だけで無限のものを創造できるという思いも込められているそうです。

本作は通常盤と初回限定盤の2形態で発売されました。初回限定盤には、2012年2月から3月にかけて行われた全国7会場のライブハウスツアー「one-man live tour "relight"」より、Zepp Tokyoでのファイナル公演（3月31日）のライブ映像を収録したDVDが付属しています。

収録曲は以下の通りです。

1. O
2. Rising Star
3. Boohoo
4. Message
5. Plug In Head
6. Rainbows - 映画「鈴木先生」の主題歌。映画とのコラボ映像も制作され、2013年1月6日にはNHK「MUSIC JAPAN」で地上波初披露されました。
7. AM0:40
8. Radio
9. World.Words.Lights. - 1stシングルの1曲目
10. You - 1stシングルの2曲目
11. Party
12. Human Factor
13. Waltz
14. Encore
15. End roll - テレビ朝日系「Musicる TV」11月度エンディングテーマ。「"End roll" of 2012」と題し、TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」リスナーから募集した写真を使ったオリジナルビデオがYouTubeで公開されました。

初回限定盤DVDには、「one-man live tour "relight"」のツアーファイナルであるZepp Tokyo公演（2012年3月31日）から7曲のライブ映像が収録されています。収録内容は以下の通りです。

1. Nam(a)e
2. Pray
3. Puppet
4. Colorful
5. Bright Siren
6. World.Words.Lights.
7. MirrorDance

アルバムリリース後、andropは本作を引っ提げて、初のホールツアー「one-man live tour "one and zero"」を2013年3月に開催しました。日本特殊陶業市民会館フォレストホール、オリックス劇場、東京国際フォーラムホールAの全3公演が行われました。

ツアーファイナルの東京公演の模様は、ライブ映像作品『LIVE DVD "one and zero"@Tokyo International Forum Hall A 2013.03.30』として2013年8月21日に発売されています。

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