P-01E

docomo STYLE series P-01Eは、NTTドコモから発売されたパナソニック モバイルコミュニケーションズ製の第三世代携帯電話（FOMA）です。docomo STYLE seriesに属し、2010年に発売されたP-07Bの後継機種として、基本機能を重視するユーザーをターゲットに開発されました。

デザイン面では、前機種P-07Bのコンセプトを継承し、背面にはクリスタルパネルを採用。シンプルながらも上質な雰囲気を醸し出しています。手に馴染むラウンドフォルムと、パナソニック製ドコモ端末でお馴染みの片手で開けるワンプッシュオープンボタンを搭載し、使いやすさを追求しました。九州大学との共同開発による人間工学に基づいたボタンレイアウトは、ボタンの押しやすさ、文字の視認性の高さを実現しています。

背面クリスタルパネル部には、約0.9インチの有機ELサブディスプレイが搭載されており、本体を閉じている状態でもイルミネーションと連動して模様を表示する「ハッピーイルミネーション」を楽しむことができます。これにより、さりげない個性を演出することができます。

メインディスプレイには、P-07Bと比較して大型化された3.4インチのワイドVGA液晶を採用。より大きく見やすく、快適な視認性を提供します。テンキー下部には、よく使う機能を割り当てられる3つのファンクションキーを配置。通話、メール、電卓、アラーム、スケジュール、メモ、赤外線、辞典、ブックマーク、バーコードリーダー、ピクチャアルバム、クイック検索、電池などの機能を、ユーザーがカスタマイズできます。

P-01Eは、GPSやFelicaには非対応ですが、Facebook、Twitter、E★エブリスタなどのプリインストールiアプリが搭載されています。また、ぷよぷよフィーバー、ハイパー四川省、リバーシといったゲームアプリも楽しむことができ、ドコモ料金案内、楽オクアプリ、今の為替、歴史といった実用的なアプリも利用可能です。

発売当初は、ホワイト、ブラック、ピンクゴールドの3色が展開されました。その後、2013年5月には、新色としてシャンパンゴールドが追加されました。発売日に関しては、ホワイト、ブラック、ピンクゴールドが2012年11月3日に発売。シャンパンゴールドは2013年5月28日に発売されています。

不具合に関しては、過去にソフトウェアアップデートで修正が行われました。2013年3月27日には、表示言語を英語に設定した際に曜日が正しく表示されない問題が修正されました。2013年7月23日には、同報メール受信時の表示遅延の問題が、2014年6月9日には、カメラやボイスレコーダー起動時の再起動や、しゃべって検索におけるエラーの問題がそれぞれ修正されています。

関連情報として、前機種であるP-07Bの他に、NTTドコモやパナソニックモバイルコミュニケーションズの公式サイトへのリンクが提供されています。

P-01Eは、シンプルで使いやすい携帯電話を求めるユーザーにとって、魅力的な選択肢の一つでした。

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