docomo STYLE series P-02C:防水対応のWオープン型携帯電話
パナソニック モバイルコミュニケーションズ製の
NTTドコモ向け
携帯電話、docomo STYLE series P-02Cは、2009年夏モデルのP-10Aの後継機種として
2010年11月に発売されました。同社の
VIERAケータイシリーズに属し、防水機能と、縦開きと横開きの両方に対応するWオープンスタイルが大きな特徴です。P-10Aと比較して、より丸みを帯びたデザインとなっています。
デザインと防水機能
P-02Cは、パナソニックの
VIERAケータイシリーズらしいWオープンスタイルを採用しています。これは、
携帯電話を縦にも横にも開くことができる独特なデザインで、ユーザーは状況に応じて最適な向きを選択できます。さらに、IPX5/IPX7相当の防水性能を備えているため、浴室など水回りでの使用も可能です。
ワンセグ視聴なども、安心して楽しむことができます。
個性的なイルミネーション
背面には縦長のサブディスプレイが搭載され、その両脇には「ハニーキューブイルミ」と呼ばれるイルミネーションが配置されています。これは時間や天気などに合わせて、ピンク、緑、青、白といった様々な色で点灯します。この個性的なイルミネーションは、P-02Cの視覚的な魅力を高める要素となっています。
カメラ機能
P-02Cは510万画素の
オートフォーカスカメラを搭載しています。標準的な撮影機能に加え、ユニークな機能として「ラブシャッター」機能が搭載されています。これは、カメラが2人の顔の距離を検知し、一定の距離に近づくと自動で撮影を行う機能です。距離によって「お友達」モードと「恋人」モードを選択することができ、より状況に合わせた撮影が可能です。
さらに、「グループシャッター」機能も搭載されています。これは、設定した人数(1~5人)の顔を検出すると、約3秒後に自動で撮影を行うセルフタイマー機能です。複数の人物と記念写真を撮影する際に便利です。「インテリジェントオート」モードも搭載されており、シーンを自動判別して最適な撮影モードに切り替えるため、初心者でも簡単に綺麗に撮影できます。
ワンセグ受信機能も搭載されており、
VIERAケータイ用エンジン(モバイルPEAKSプロセッサー)による画像補正が行われます。マルチウィンドウ、試聴予約、録画予約にも対応しており、ブルーレイディスクとの連携も可能です。高画質で快適な
ワンセグ視聴体験を提供します。
その他の機能
プライバシー保護のための「ビューブラインド」機能や、作成した文章に合わせたデコメ絵文字を簡単に挿入できる「かんたんデコメ」機能も搭載されています。これらの機能は、ユーザーの利便性を向上させる上で役立ちます。ドコモマーケットなどからのアプリケーションダウンロードにも対応しており、ユーザーは様々なアプリを追加して機能を拡張できます。
ソフトウェア更新
2011年2月17日にはソフトウェア更新が行われ、カメラ撮影時のシーン判別における誤作動が修正されました。
まとめ
docomo STYLE series P-02Cは、防水性能とWオープンスタイルという特徴的なデザイン、高機能カメラ、便利な
ワンセグ機能、そして個性的なイルミネーションを備えた、魅力的な
携帯電話です。様々な機能をバランスよく備えているため、幅広いユーザー層に受け入れられた機種と言えるでしょう。 後継機種としてP-04Cが発売されています。