P-04C

docomo STYLE series P-04C：洗練と機能性を兼ね備えた女性向け携帯電話

NTTドコモのFOMA端末としてパナソニック モバイルコミュニケーションズが開発したdocomo STYLE series P-04Cは、高いデザイン性と充実した機能を両立させた、女性ユーザーをターゲットにした携帯電話です。P-06Bの後継機として登場し、その魅力的な特徴の数々は多くのユーザーを魅了しました。

スワロフスキーが輝く、美しいデザイン

P-04C最大の特徴は、背面に埋め込まれたスワロフスキーエレメントです。PinkとWhiteモデルには4つの、特別モデルのPink Goldには12個ものクリスタルガラスピースが輝きを放ちます。これらのエレメントは着信や通話時などに発光し、ピンク、ブルー、イエロー、グリーンなど様々な色で美しく光り輝きます。43種類にも及ぶ着信イルミネーションパターンにより、着信ごとに異なる演出を楽しむことができます。さらに、不在着信や未読メッセージにも個別パターンを設定可能で、視覚的な楽しさと実用性を両立しています。

180度回転するタッチパネルと高機能カメラ

端末は二軸ヒンジの折りたたみ式で、180度回転するフルワイドVGA+ディスプレイを搭載。感圧式のタッチパネルを採用しているため、ディスプレイを回転させた状態でも快適な操作が可能です。付属のタッチペンは、より細かい操作を可能にし、写真へのスタンプや手書きメモの作成なども簡単にできます。特にPink Goldモデルには、スワロフスキーエレメント100個を埋め込んだ特別なタッチペンが付属しています。

搭載されているカメラは、0.7秒の高速起動と0.3秒の高速オートフォーカスを実現。LUMIX Phoneシリーズと同様に1320万画素のCMOSセンサーを搭載し、高画質な写真撮影が可能です。タッチパネルによる直感的な操作で、タッチシャッターやタッチズームといった機能も利用でき、撮影時の細かい設定もスムーズに行えます。また、ピクチャジャンプ機能により、写真の一覧から任意の画像をタッチ操作でスライドさせ、メール添付やブログへの投稿などが簡単にできます。

高画質ワンセグと便利な連携機能

P-04Cは「VIERAケータイ」として、パナソニック独自の高画質技術「モバイルPEAKSプロセッサー」と「モバイルWスピード」を搭載。奥行き感のある映像と滑らかな表示を実現し、ワンセグ視聴をより快適にしています。ワンセグ視聴中にメールを受信した場合、画面にテロップで相手の名前と件名が表示されるなど、細やかな配慮も行き届いています。さらに、マルチウィンドウ、試聴予約、録画予約にも対応し、ブルーレイディスクとの連携も可能です。ブルーレイディスクに録画した動画をP-04Cで視聴することもできます。

その他の機能とサービス

テンキー下にはマルチワンタッチキーが2つあり、よく使う機能を登録してワンタッチで呼び出すことができます。パナソニック独自のエコナビ機能も搭載され、省電力化にも貢献しています。メール作成機能では2000種類以上のデコメ絵文字に対応し、「スグデコ！」機能によりキーワードに合った絵文字を返信できます。さらに、50メガiモーション、着うたフル®、動画などのコンテンツパッケージ、声の宅急便など、2011年夏モデルの新サービスにも対応しています。ドコモマーケットやP-SQUARE MARKETからも様々なアプリをダウンロードできます。

歴史とアップデート

P-04Cは2011年1月にJATE、3月にFCCとTELECを通過し、同年5月にNTTドコモより発表、6月に発売されました。2012年2月には、動画再生に関する不具合を修正するソフトウェアアップデートが提供されました。

まとめ

docomo STYLE series P-04Cは、スワロフスキーエレメントによる美しいデザイン、高機能カメラ、高画質ワンセグ、そして便利なタッチ操作など、多くの魅力的な機能を備えた女性向け携帯電話です。その洗練されたデザインと充実した機能は、当時多くのユーザーを魅了したと言えるでしょう。

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