PLAYISM

PLAYISM（プレーイズム）

PLAYISMは、株式会社アクティブゲーミングメディアが展開するインディーゲームのパブリッシングブランドです。2011年にスタートし、当初は様々なゲームソフトのダウンロード販売を行っていました。しかし、2021年には販売プラットフォームの運営を終了しました。今後は、Steamや家庭用ゲーム機向けのパブリッシング及び海外インディーゲームの日本語化に注力しています。

概要

PLAYISMは、国内外のインディーゲーム開発者との関係を大切にしており、2013年にはHALと連携したプロジェクトを実施しました。このような取り組みを通じて、BitSummitやINDIE STREAMなどのイベントにも積極的に関与し、日本のインディーゲームを世界にアピールしています。

有名なタイトルには、海外で高い評価を得た『Dear Esther』や『To the Moon』があり、これらのゲームはPLAYISMによって日本語版が独占配信されています。特に、これらのゲームはストーリーやアートにおいて非常に評価が高く、プレイヤーに深い体験を提供しています。

主な配信タイトル

PLAYism FOR JAPAN

東日本大震災の復興支援のために設立されたこのバンドルは、100円以上で好きな金額を設定して購入できる形態を取っており、その収益は全て日本赤十字社に寄付されます。この活動は、PLAYISMの社会貢献の一環を示しており、多くの支持を得ています。

洞窟物語

このゲームは、開発室Pixelによって5年をかけて制作され、2004年にリリースされたフリーゲームの傑作です。TIME誌による「All-TIME 100 Video Games」に選ばれるなど、歴史的にも高く評価されています。

LA-MULANA

人気のあるフリーゲーム『LA-MULANA』をベースにしたこのリメイク版は、英語版が配信されると共に、日本国内でも楽しむことができるようになっています。PLAYISMはこの作品の初の海外配信を手掛け、Steam Green Lightも通過しました。

ゆめにっき

「この夢は、死んでも覚めない。」というキャッチコピーを持つこのアドベンチャーゲームは、プレイヤーに夢の世界を探索させ、様々な解釈を生む独自のスタイルを特徴としています。今なお、多くのファンに愛され続けています。

マシナリウム

この作品は、開発に3年をかけたインディーゲームの先駆けとされています。アニメーションで語られる世界観は非常にユニークで、PLAYISMの手によって日本語ローカライズ版が提供されています。

メゾン・ド・魔王

売上が1万本を突破し、PLAYISMのランキングでも首位を獲得したこの作品は、海外での展開も行い、非常に人気があります。家庭用ゲーム機版もリリースされ、様々なプラットフォームで楽しめるようになっています。

ファタモルガーナの館

この長編ノベルゲームは、圧倒的な完成度を誇り、同人ゲーム・オブ・ザ・イヤーで10部門を受賞しました。物語は悲劇的な要素を描いており、多くの感情を喚起します。

社会的な取り組み

PLAYISMは、オンラインイベントやさまざまなメディアでも積極的に発信しています。たとえば、2021年9月には「PLAYISM Game Show Premium Edition」に出演予定でしたが、予期せぬ事態が発生し、謝罪を伴う形で出演を見送る事態にもなりました。このような努力を通じて、彼らは独自の文化を形成し続けています。

PLAYISMは今後もインディーゲームの魅力を発信し、国内外のファンのニーズに応えつつ、新しいタイトルを紹介し続けていくことでしょう。

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