POISON WHISKEY

POISON WHISKEY

『POISON WHISKEY』は、LANCE OF THRILLが日本コロムビアからリリースした2枚目のアルバムであり、実質的にバンドの最後のアルバムとなっています。全楽曲の作曲を戸城憲夫が手掛けており、作詞にはBOB DYERを始めとした多彩な作家が参加しています。このアルバムのタイトルは、レーナード・スキナードのデビューアルバムに収録された楽曲からインスパイアを受けたものです。

楽曲の概要

本アルバムには以下の曲が収録されています。全曲の作曲は戸城憲夫によるもので、各楽曲の編曲はLANCE OF THRILLが担当しています。

• - HERE IN MY MIND （作詞：Tim Jensen）
• - Delution （作詞：BOB DYER）
• - RECRUIT （作詞：BOB DYER）
• - DON'T SHIT ON ME （作詞：Tim Jensen）
• - Queen of Fake （作詞：Tim Jensen・柴野博高）
• - SO TIRED （作詞：BOB DYER）
• - Sunday Morning Pyromanic
• - THE PROMINENCE （作詞：柴野博高）
• - HIPPOS ARE BOILED （作詞：柴野博高）
• - JUST BE HAPPY （作詞：BOB DYER）
• - Slavery Into Place （作詞：BOB DYER）
• - POISON WHISKEY
• - I AM WALKING （作詞：Tim Jensen）
• - HIBERNATION （作詞：Tim Jensen・柴野博高）

批評と評価

音楽評論雑誌「CDジャーナル」では、このアルバムについて前作の「THRILL SHOW」と比較しつつ、「ノリと勢いで一気に聴ける」との評価を下しています。これはLANCE OF THRILLが持つ特有のエネルギーが感じられることを指しており、聴きごたえのあるサウンドを楽しむことができる点が強調されています。

レコーディング参加メンバー

このアルバムには以下のミュージシャンが参加しており、各パートを担当しました。

• - ボーカル：土橋総一郎
• - ギター：横関敦
• - ベース：戸城憲夫
• - ドラム、パーカッション：新見俊宏
• - キーボード：佐藤達哉
• - コーラス：Tim Jensen

『POISON WHISKEY』は、音楽的な充実感や参加メンバーの技術が高く評価されており、聴く者を惹きつける力を持ったアルバムです。様々な作詞家のスタイルが加わることで、曲ごとの個性が際立っている点も聴きどころです。音楽ファンにとって、必聴の一枚と言えるでしょう。

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