PSST PSST

シブがき隊は1988年2月26日に26枚目のシングル『PSST PSST』をリリースし、同年3月16日には13枚目のオリジナル・アルバムも発表しました。この作品は、彼らがデビュー7年にして初めて本格的なミュージカルに挑戦したことを記念するものです。

ミュージカル『PSST PSST～シブがき隊ROCK PERFORMANCE～』

これまでコンサートでミュージカル風のコントを披露したことはありましたが、本格的なミュージカルへの出演は今回が初めてでした。このミュージカルは秋元康が初めてプロデュースした作品で、ロンドンを舞台にした青春ストーリーが展開されます。梅津栄、室井滋、でんでん、ベンガル、ダンプ松本など、豪華な共演者が集まり、舞台を彩りました。

シングルとアルバムの収録曲

シングル『PSST PSST』、アルバムの収録曲は以下の通りです。全曲、作詞は秋元康、作曲・編曲は後藤次利が担当しています。

シングル

1. PSST PSST
2. 傷つくのは僕だけでいい

アルバム

1. 仲間にはなれない
2. 暗殺の日
3. Rock in my heart - 本木雅弘
4. Who?
5. 赤い月 - 本木メイン
6. ハートのエッジ - 薬丸裕英
7. PSST PSST （Troubled Version）
8. You are N.G. - 布川敏和
9. 愛は眠らない
10. 迷信のホスピタル
11. 僕を許さないで
12. 夜明けのジュエル

シブがき隊の解隊

本作の発売から5ヶ月後、シブがき隊は解隊を発表しました。公式な解隊コンサートは同年11月2日に行われましたが、本作が事実上最後のオリジナル・アルバムとなりました。彼らの音楽活動における重要なターニングポイントとなった作品と言えるでしょう。

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